Open Diary - September 2008

9/30 (Tue)

今日のお引越し --- 鍵を渡して、終了。
- 昨日の約束通り、朝９時に旧宅にて一通りの inspection の後、鍵の受け渡し。
  - 対応は、大家が最近雇ったという人。彼は（少なくともこれまでのところ）普通のいい人。
  - お目当ての security deposit は１０日後には、とのこと。
- 一旦家に帰って、朝食をとる。
- ついでに、保険（車および家）の変更をしておく。
  - そもそも、今回引っ越した大家の要請で入った住宅保険。
  - 今度のアパートは義務ではなくなるので、どうするかなと思ったが、月々１８ドル程度のものなので、保険という意味で（って、保険なんだけど）継続しておく。
- 経過：
  - 10/14/2008: security deposit の check が届く。
  - 9/30/2008: 鍵の返却。
  - 9/29/2008: 徹夜明け、大家に連絡。
  - 9/28/2008: arm chair の処分および、掃除、掃除、掃除。
  - 9/27/2008: 庭の処理および、掃除、掃除。
  - 9/26/2008: 掃除。
  - 9/25/2008: 新居の環境改善。
  - 9/24/2008: 引越し屋による引越し、および最後のゴミ出し。
  - 9/23/2008: 引越しの荷造り。
  - 9/22/2008: 新居の cable/internet 開通。
  - 9/21/2008: 地道に作業を進める。
  - 9/20/2008: 一日、休む。
  - 9/19/2008: アパート入居日。
  - 9/15/2008: 電話、ケーブル、電気、ガスの手配、完了。
  - 8/28/2008: 大家に確認、完了。
  - 8/11/2008: 引越し屋の手配、完了。
  - 8/5/2008: アパート探し、即決。
  - 8/3/2008: 家賃を上げる知らせ、引越しを決意。
- 10/6/2008: moving sale （多分、最後）。
最近、車の始動の調子が悪い。
- セルは回っているのだが、空回りしている感じで、エンジンがまわってくれない（ことがある）。今のところ、２度３度トライするとかかっている。
- 一回、きちんと全体的に点検、整備してもらう必要があるが、今日のところは、 recommendation の時期を既に数ヶ月経過していて、 mileage も過ぎてしまったオイル交換をしに、いつもの店に持っていく。
- 店の兄ちゃん曰く「バッテリーか、セルか」とか言っていたが、バッテリーは最近交換したばかりだし（6/8/2007）、モーター自体は回っているんだが……。どのガレージに持っていこうかな。
- 10/4/2008: 南の canadian tire に持っていく。
大学で長い間借りっぱなしになっていた本を、一旦全部返却しておく。
- ８冊あった。
[phys]nanoプロジェクト
- CF-porous/FORCE @ BUE9:
  - N=400, R=33.5 の平衡計算、さらに時間刻みを広げてみる。
    - cf. 9/26/2008
    - random seed も、一応変えておく。
    - 10/1/2008: やっぱりダメだった。
[phys]お勉強
- 長らく積ん読状態な、ここ最近印刷した文献（および送っていたいただいた文献）をリストしておく。

9/29 (Mon)

今日のお引越し --- （徹夜明けで）大家に連絡して以降の出来事。
- ９時すぎ、仮眠から起きて、大家に家の準備ができたと連絡。こちらの希望かなわず、明日の朝一番に、ということに。いずれにせよ、私の仕事は、本当に、終了！！
  - 9/30/2008: 無事、鍵の受け渡し、終了。
- 朝１０時ちょっと前、やっと家（新しい方）に戻る。モンちに、ちょっと遅くなった朝食をやる。
- しばらく、モンちの横で爆睡する。が、じきにモンちが「かまって、かまって」攻撃に出て、落ち着いて休めなくなってきたので、寝室に退散し、ベッドでしっかり休む。
- 夕方は、きちんと起きて、日課の散歩へ。
- 気がついたら、一日、終わっていた。まあ、その分、昨日、活動していたからな。
- （今回の引越しの経過は 9/30/2008。）

9/28 (Sun)

[news] 「球場に別れ告げるファン＝広島」@yahoo(lc)
- あの場所に野球場がある、というのは、結構ポイント高かったのではないかなあ。新しい球場はもうできたのかな？
今日のお引越し --- 掃除、掃除、掃除。
- 朝８時起床。風呂に入る。
- モンは夜のうちにおしっこを成功させていたので、少しだけ広げてやると、広げたところに粗相……。何か、まだまだだな。
- 今日の一番の課題は arm chair の処分。
  - ２つあるうちの１つ（リクライニングする方）は、既に引越し屋に運んでもらって、新宅にある。
  - 場所が狭くなるので、こっちのもう１つはこれを期に処分しましょう、ということで、 moving sale で「ただでもいいよ」と言っていたのだけど、時間切れ。
  - salvation army に引き取ってもらえばいいやと思っていて（気を抜いていて）、知らぬ間に週末に突入していたことに、ハタと昨日気がついた。
  - で、 thrift shop の pick-up サービスの番号に今朝電話を入れてみたが、案の定マシーンが出た。しかもメッセージ曰く、現在、家具の類は受け取らないのだそうな…… 皆がどんどん持ち込んで、もう手一杯という状況なんだろう（か？）。
  - alternative として goodwill があったんだが、これ、調べてみたら（ontario にはあるみたいだが） alberta には無いみたい……。
  - もう一つの（というか、最後の） alternative として、家の近くにある value village の情報収集。日曜も開いていて１０時から、だそうだ。問題は、まず受け取ってもらえるか、その次にどうやって運ぶか（車には入らない）。
  - まずは確認、と１０時前に出発し、 value village に行く。レジのおばちゃんに聞くと「受け取る」「裏に持ってこい」とのこと。ついでに dolly （いわゆる台車）の貸出しとかないか、と聞いてみるが、案の定「ない」と。
  - ってことで、問題は運ぶ手段だ。昨夜、 canadian tire などで dolly を調べてみたら、安いのでも４０ドルとかする。何で、ただのものを運ぶのにそんなに出すかなあ、と思ったけど、他に選択もないだろうと、まずは canadian tire に向かって車を走らせる。途中、ふと、 value village で中古のスケボーとかなら売ってそうだな、と思って、引き返す。しかし、方向転換とか難しそうだなとか考えていたら、 home depot の前を通り過ぎた。そこで、ふと、昨日分解した庭のコンポストの木材（の残骸）に車輪を付ければ、それで十分だな、と思い至る（さすがカナダ生活歴３年の DIY 野郎だ）。で、またまた引き返えして、通り過ぎた home depot に入る。 swivel （cf.8/10/2002）な車輪が１つ３ドルで手に入ったので、１０ドルちょっとだ。
  - まず、家にもどって、さっそく dolly の製作に入る。木材から適当な長さのものをもってきて、電のこで適当に切って、５０センチ square な簡易 dolly が完成したのがお昼すぎ。
  - arm chair をその上に乗っけて、ゆっくりゆっくり運んで行く。（しかし隣のオヤジ、何もよりによって今この瞬間に、歩道の芝に水やりの機械を置くことは無いだろう！とホースにdollyの足を取られてしまって悪態を付く --- そう、けちったので車輪のサイズが３、４センチと小さいのだった。）と言うわけで、歩道の段差をいちいち上り下りするのも大変だし、途中で破壊（崩壊）して、不動の arm chair を抱えたまま立ち往生するような事態だけは避けたいので、車道（の舗装の綺麗な部分）をゆっくりゆっくり押していく。それでも、途中、工事中の場所など苦難に会うが、なんとか value village の裏にたどり着いた。そこでふと、我が dolly を見ると、４つあった車輪の１つがなくなっていて、軸まで擦り切れていた。よく頑張ったと言ってあげて、帰り道のゴミ箱に捨てて帰る。（本当は、すごく愛着が出てきてしまっていて、あやうく家まで持って帰るところだった、引越しでものを減らさなければいけないにも関わらず。）
  - 家に戻ったのが２時。
  - 10/5/2008: reclining arm chair を残した理由の一つは、モンちが気に入っているから。
- それから夕方までは、２階の掃除の最終工程、バス・ルームを仕上げ、他の部屋も雑巾かけなど。これで２階は完璧に done.
- 夕方、現在の我が家の first priority な日々の日課のために一旦帰宅。
- ８時すぎ、再び旧宅へ、掃除の続きをしに行く。掃除用品を調達しようと、いつもいっていた近くの safeway にいくが、そうだった、日曜の夜だ。既に閉店していた。一瞬、途方に暮れたが（現有の equipment で太刀打ちできる相手ではないので）、そういえば最近どこかで「２４時間開いている」という表示のついた shoppersdrug mart を見たなあ、と記憶を必死にだとる。南の店は先日深夜に行ったら閉まってたし、他に立ち寄った店と言えば……と頑張って、やっと思い出した。この間、郵便を出しにいった大学の近くの店だ。
- そこに行って、 vim といういわゆるクリーム・クレンザーというやつかな、それを買って、同じ敷地にある safeway もまだ開いていたので（日曜は midnight までと書いてあった）、入ってみる。すると人が一杯で、ちょっとうんざりしたが、背に腹は代えられないので、スチールたわしとオレンジ・ジュースを追加して帰る（レジでかなり並んだよ……）。
- ９時半、終わるまで終われない掃除、開始：
  - 最初のターゲットはキッチンの oven.
  - １１時前、一段落。天板は６０％、中は４０％、網が５０％。特にスチールたわしの威力に感動した。過去の掃除において、何でこいつを使わなかったか、と悔やまれる。
  - １時半、やっとやっと天板がきれいになった。づがでだあー。こっちも最初からスチールたわしでゴリゴリやってたらよかったかな（しばらく vim に荒い目の化繊たわしで挑戦していたんだが）。
  - ２時半、 oven の清掃、完了！
  - ３時半、 fridge の清掃、完了！！
  - ４時半、大家が持ってきていた火災警報器、さぼってつけていなかった２つを、１階と地下に付け終わる。（これまでは２階の天井に１つだけついていた。）
  - ５時半、最後に残っていたダンボールの群れを分解整理。
  - ６時すぎ、最後まで残っていた掃除道具やゴミを車に積み込みはじめる。
  - 時間的に、結構一杯々々だったな。しかし、無事に積み終わり、立つ鳥後を濁さずにすんだ。
  - 10/2/2008: ボロボロになった手（指先）も、ようやく癒えてきた。
- まだ大家に連絡を入れるにも早いので、何もなくなったリビングに、しばらく横になる。
- （今回の引越しの経過は 9/30/2008。）

9/27 (Sat)

[news] 「＜訃報＞ポール・ニューマンさん死去「明日に向って撃て！」」@yahoo(lc)
- サマリ：訃報
今日のお引越し --- 掃除、掃除。
- 朝起きて、風呂に入り、食事をして（自分の分とモンちの分）、１０時すぎに出かける。
- まずは canadian tire に寄って、物資の調達。ボンド（台所の流しの取手を留めるため）と掃除道具（防塵マスク、手袋など）。
- １１時すぎに、家に到着。まず、流しの取手に取り組む。前回、パテで挑戦したが強度不足でダメだった。今度のボンドは「SUMO」という名前のもの、 gap にも使えると書いてあったので、ちょっと期待。付けた後、しっかりと固定するのが肝心だということで、ダンボールと輪ゴムで何とかしてみる。
- 次は garage の掃除。車のタイヤからだろう、結構、土が上がっている。
- その後、庭にある compost のフレームを分解し終わったのが２時すぎ。
  - 9/28/2008: 一部、 dolly として廃物利用される。
- 一休みの後、庭の畑を更地にする。ついでに、じゃがいもを収穫した。結構、収穫できた。種芋は白いやつだったが、できた芋は赤いやつだった。何か勘違いしているのだろうか？それから、いちごとアスパラを（家に持っていくように）救助しておく。コンポストの土の処分（と言っても、畑部分に混ぜられるだけ混ぜただけ）と更地化が一通り終わったのが６時過ぎ。庭は予想した通り難敵で、確かに体力を使ってかなり消耗した。
  - 付記：今回の掃除で一番の難関は、実はキッチンだった。（cf. 9/28/2008）
- またまた、一旦、家に帰る。
- モンちの散歩と、自分の夕食（今日は玄米を炊いて、山芋（長芋？）だ）を食べて、夜は戻って掃除の続きをするつもりだったけど、１０時ごろ、車に積んだ荷物を取りに行ったときに、不法駐車野郎に遭遇し、気分を害したので、今日は夜勤は中止。
- （今回の引越しの経過は 9/30/2008。）

9/26 (Fri)

[news] 「米史上最大の銀行破綻＝貯蓄組合大手に業務停止命令−JPモルガンに事業譲渡」@yahoo(lc)
- "washington mutual" と言えば、９７ー９９年に california に住んでいたときにお世話になった銀行だ。それが、実は色々とあって、最初は "coast federal" という銀行に口座を作ったのだが（普通は皆 lake ave と green st にある "bank of america" で作るみたいだったが、そこに行ってみると待てど暮らせど誰も応対してくれないので、業を煮やして（いや、待たされるのは嫌いなので）、lake の通りの向かいにあったその（弱小）銀行にいった、という訳。ちなみに、ここの対応は BofA よりもずっとよかった）、それが合併吸収されて"Home Savings of America"なって、結局、当の "washington mutual" になった、という訳。
- 最初に "coast federal" がなくなりますという知らせが届いたときはビビったが、この経験ですっかりそういうもんだと慣れっこになってしまった。そうそう、 baltimore に居たときも銀行が変わった。最初は campus の中にある "allfirst" という銀行に口座を作ったのだが、それが程なく "M&T" になったのだった。
- 今の銀行は "TD canada trust" というのだけど（ロンドンに居たころ、 campus に一番近かったので）、聞くところによると、これも "toronto dominion" と "canada trust" が合併してできたのだと誰かが言っていたな。
大学に顔を出す。
- あるポスドク（cf. 9/10/2008）と、電話インタビューについて、ちょっと雑談。
- ちなみに私の電話インタビュー歴：
  - 5/21/2004: アメリカ南部のポスト、ダメでした。
  - 6/9/2004: そういえばカナダのロンドンのPDも電話で話をしたのだった。
  - 10/16/2006: 今の職。
  - 1/30/2007: アメリカ北部のポスト、ダメでした。
[phys]nanoプロジェクト
- CF-porous/FORCE @ BUE9:
  - N=400, R=33.5 の平衡計算（時間刻みを大きくして）、開始。
    - 9/30/2008: さらに時間刻みを広げてみる。
    - 10/1/2008: 継続。
  - N=400, R=33.5, F=0.01 の続きを開始。
    - 9/23/2008の続き。
    - 今回は出力頻度を減らす。
    - 10/6/2008: 22143 step で終了（エラーにて停止）。
[phys]twobody
- あれ以来まったく音沙汰がないので remind しておく。
- ついでに恩師が指摘してくれた雑誌(JFM)の新しいものにざっと目を通しておく。
  - 関連しそうな文献３本、その他の文献も３本ほどピックアップしておいた。
  - 10/3/2008: 目を通す。
[phys]お勉強
- twobody で調べたJFMの新しいものから、おもしろそうなものも３本ほど印刷しておく。
今日のお引越し --- 掃除。
- 今日は昼間は職場に顔を出して、夕方モンちの日課を済ませて、夜勤。
- ものが運び出されてきれいになった２階（バスルームを除く）の清掃を仕上げておく。あと、汚かった地下室も頑張って綺麗にしておく（掃除機ですごい年月の埃を吸ったのだが、ボロ掃除機のせいなのか、逆に、細かい塵をまき散らしてる気がする --- 防塵マスクが必要だ）。
  - 9/27/2008: 遅ればせながら、防塵マスク、購入。
- 気がついたら夜中になっていたので、切り上げる。
- （今回の引越しの経過は 9/30/2008。）

9/25 (Thu)

引越し、翌日。
- １１時半ごろ、旧宅の掃除にでかける。
  - 今日が最後のゴミの日。昨日必死にまとめたゴミの山は、きれいに持っていかれていた。よかった、よかった。
- １２時に moving sale （とは、既に言わないけど……つまり、もうタダでどうぞという状態の items なので）のアポ。一番心配していた mower の引き取り手が見つかって安心。ついでに garden table と土も引き取ってもらった。
- 掃除の続行。と言っても、まだ「掃除モード」ではなくて「ゴミ出しモード」。あと１日くらいは「ゴミ出しモード」かな。２階は終わってて、その他の屋内もほとんど終わってる。残ってるのは garage と庭 --- こいつが難敵だ。
  - 9/27/2008: garage と庭、攻略完了。
- とは言え、目処もついてきてホッとしたし、体も心もクタクタだし、新宅の環境整備でもしよう（人間らしい生活を取り戻すために！）と３時すぎに切り上げる。
- 自宅の環境改善：
  - １）実は帰宅したらモンが（また）脱走していて、玄関でお座りしてお出迎えされた。見ると、台所の入り口に立てかけて封鎖していたパネルが、ひっくり返っていた（それが、モンの側に倒れていて、ことの顛末をしゃべったところ、誰かさんに、それはそれはこっぴどく叱られてしまつた。反省しています）。で、まず、モンの封鎖を安全に完璧にする対応。（狭い）台所もタイルなので玄関側を、しっかりした板で封鎖するようにする。その板も、私の本が詰まった重たい箱３つ重ねを左右に配置して、モンが全体重を掛けようが何しようがビクともしないようにした。
  - ２）私の書斎に入っていた机を組み立てる --- ためにアーミーナイフを探したのだが、見つからない。旧宅で「これは大事だから別にしておこう」と思ってた故に（特別なこと、自分らしくないことをしたために）、結局、どこに行ったのか分からなくなった、と。とりあえず、計量スプーンの後ろの部分でネジを回すことで仮止め（ネジと言っても、これは結構な優れもので、板と板を組むのに、一方にピンが出ていて、もう片方には大きめのボタンのようなサイズと形の金具が付いていて、その表面に（大きな）十字が切ってあって、そこをネジ回しでまわすと、対のピンにグイッと食い込んで固定されるし、ネジを緩めると簡単にはずれるので、引越しを鬼のようにしょっちゅうしてしまう人間には重宝するモノ）。
  - ３）本棚の１つを、引越し時の適当な場所から候補１の場所へ移動を試みる。その途中、裏板が外れかかっていることに気づく。よく見ると打ち付けてある釘が抜けかかっている。金槌が我が家にはなくて、いつも困るのだが、今は金属並に硬い handy な tool の類すら一切手元にないという、ひどい状況。困ったと思いながら、次のターゲットに移る（ターゲットには事欠かない）。
  - ４）ダイニング・テーブルを組み立てる。こいつの置き場所は、今のモンちゃん地帯しかないので、そこで分解した脚を組立て始めるが、今度は６角レンチなネジたちだ……。言うまでもなく、当の、先日ゴリゴリと自分で分解したときに使った６角レンチは、アーミーナイフと一緒に、どこかに存在しているはず…… ってことで、何が何でもアーミーナイフを探すことにする。
  - ５）パッキング・リスト（ふふふ、今回はきちんと書いたもんね --- と言っても、中身の詳細を書いたものではなく、どの箱がどこでパッキングしたものか、というリスト）を見て、私の部屋 or リビングで最近詰めた箱を順に開けていく。食料品の詰まった箱とか、 DVD player とか DVD HD recorder とか出てくるが、肝心の道具系が一切出てこない……。まだ車に置きっぱなしの、一番最後に（引越し屋が去った後に出た）モノを覗いてみるが、ここにもない。困り果てて、部屋のクローゼットを片っ端から開けていったら、あった…… 引越し屋が来る前に自分で最初に部屋に運んだものの中だった。
  - ６）出てきたアーミーナイフで、机を本止めしておく。
  - ７）ついでに出てきた６角レンチでダイニング・テーブルも本止め。
  - ８）アーミーナイフも出てきたので、やっと、寝室のベッド・フレームの組立てに入る。これで硬い床で寝なくても済むぞ！モンちに起こされることもないぞ！！今回は、分解時にどの穴で組むのかをきちんと図解つきで書いておいたので、試行錯誤もなく、無事に組立て完了。
  - ９）アーミーナイフをもって、本棚の裏板の浮いた釘をぐいぐいと押し込んでおく（もともとの穴に刺さっているので、まあ、それで入っていく……ってことは、その裏板をポンと押せば、また外れてしまう訳だが）。
- この辺りで時間になったので、モンちのお散歩。
  - 今日も UofA の farm の中を、ぐるりと回ってくる。１時間程度かな、途中、３組の人たちに会い、うち２組のワンコたちと挨拶。黒のでっかいワンコが、聞けばまだ５ヵ月とのこと。前の家のとなりのキラよりでかい。まだ大きくなるのだそうだ。フィラといったかな？（付記：多分これかな？Fila Brasileiro）その連れにもう一匹、同じくらいの大きさの、これまた黒いワンコがいて、そっちは italian champion とか言っていた（自信はないけど、これかな？Neapolitan Mastiff）。モンちとバイバイするとき、でっかい仔犬の方が「ワンワン」言ってた。飼い主が「行くぞ」と言ったのが不満だったんだろう（モンちと遊びたかったんだろう）。
- その後、引き続き、片付けをしつつ、１１時ごろになって、急に腹が減ってきて、開けた箱から出てきた白米を炊いて、あっちの冷蔵庫から持ってきていた豆腐と挽き肉と卵で炒り豆腐丼を作る。これが新宅での初料理となった。
- さあ、今日はベッドで寝るぞ！（最近、体中が痛いのは、筋肉痛だけでなく、床で寝ているせいだ、きっと。）
- （今回の引越しの経過は 9/30/2008。）

9/24 (Wed)

引越し、当日。
- 昨日も寝たのは２時まえだったかな。朝は６時過ぎに起きて、風呂に入って、８時過ぎには旧宅に待機。しかし今日は寒い。車のフロント・ウィンドウが凍っていた。
- ９時から１０時に来る、という話だったが、９時前に電話がきて「午後になりそう」と。
- それまで、残った自分で運べそうな小物を２階から下に持って降りたりしてたが、眠くてダウン。しばし横になる。しかし今日は寒い。こういう時に限って、暖かいブランケットとか無いんだよね……。
- お昼まえ、電話で起こされる。引越し屋で「今から行くけど、時間外料金が心配だから３人送るので、その分料金上乗せね」とか、訳の分からんことを言っている。「こっちは、きちんと準備をしているし、予定通りの２人で来てくれ」と。「時間外（というのは５時以降）はもちろん払う」と言って。「ったくなあ」と思っていたら、しばらくして電話が来て「やっぱり３人送るけど、料金は２人で」と。お姉さん、最初からそうすれば、そっちの会社に対する印象が１８０度変わったのにねえ……と思う。
- で、引越し屋さんは１２時ちょうどにやってきて、何と４０分で積み込みは完了した。さすがはプロ。ここに入ったとき（4/4/2007）、狭い階段でベッドのマットレスを通すのに苦労していたが、今回の人（髪をそってる、私より少し背の低い、引き締まった体の人、酒もドラッグもしないけど、ギャンブル（カード）はするんだって）は、「シンプルだろ」と言いながら、何の問題もなくささっと降りていた。
- 新宅への運び込み、エレベータを一台占有して、気がついたら３時前には終わっていた。４時間ミニマムなので、１２０ドルかけ４の４８０ドル、プラス税。（やっぱり、ねえちゃん、あれは商売だな。）
- リビングだけの比較だと、実は新宅の方が広かったのだけど、ダイニング、キッチンが全然比較にならないし、旧宅では更に私の書斎もあったので、当然のごとく、今リビングは箱だらけで、足の踏み場もない。しかし、モン地帯は、ダイニング領域にきちんと確保されている。
- 今日はこれでのんびり出来るか、と言えば、さにあらず。明日が最後のゴミの収集日なので（cf. 9/17/2008）、旧宅に戻ってゴミの整理。
  - ３時半、行きの駄賃に、またまた「バンザイ」で２食分をゲットして（前回の経験から天ぷらは好みでなかったので、今回は牛トリ・セットと牛カリフォルニア・ロールのセット）、６時半に一旦、新宅に戻り、モンちの散歩（モンちには悪かったが、今日はちょっと短め）、８時過ぎにまた旧宅に戻って、ひたすらゴミの整理。
  - 今回、引越しで使わなかった、でかいダンボール箱の類をひたすら潰して、資源ごみに。庭のゴミも頑張ってまとめて、都合、大きなごみ袋が８個、資源ゴミがダンボールの束一杯と、ビン一袋、ビニール一袋と言ったところ。もうちょっと残っているが、小さめなものだし、あまり無理せずに今日は１１時には切り上げる。
- （今回の引越しの経過は 9/30/2008。）

9/23 (Tue)

依然、バタバタしている。
- 昨夜は硬い床に布団を敷いて、モンと一緒に寝たのだが、モンも新居が落ち着かないのか、気持ちバタバタ。ちと可哀想だ。
- そういう自分も、そろそろ後がなくなって来たので、気持ちも実際にもバタバタし通し。
- おかげで、今日になってやっと、先日した作文を方々へ発送できた。（折角、はやいめに準備したのにねえ。）
  - とは言え、国際速達便の puroletter は今日の集配は既に終わったそうで、明日だって……、脱力。
  - カナダのサービス業にスピードを求めてはいけないのだけど、どうにかならんですかねえ。
  - 先週の火曜に出した便は、トラッキング情報をいくら見ても進展がないし……。
  - 金曜に出した便、これも puroletter は集配が終わってたので Xpress mail で頼んだのだが、トラッキング情報を見る限り、結局動いたのは週明けだし……。
    - 通関を通ったのが金曜の夜中だって……それじゃ、間に合ってないじゃん。
  - 9/28/2008: ここのちっこい shoppersdrug mart は24時間営業だった。
[news] 「ベルリン動物園のシロクマ「クヌート」飼育係が死去」@yahoo(lc)
- 筋金入りのクヌートちゃんファンにとっては、とても悲しいニュースだ。
- これまでの knut 関係：
  - 3/23/2007: [news] 育児放棄されたシロクマ赤ちゃん、初登場　独の動物園
  - 4/7/2007: [news] シロクマ人気で動物園株が急騰
  - 12/8/2007: [news] 1歳の誕生日にあいさつするクヌート君
  - 3/21/2011: [news] 人気ホッキョクグマのクヌートが急死、ベルリン動物園
[phys]nanoプロジェクト
- CF-porous/FORCE, BUE9 での計算：
  - 昨日の結果（N=400,R=33.5）の回収：
    - エラーを出してるので止める。 config を見ると、引っ張られ、引っかかっている（期待したもの）。ただ時間刻みがちょっと大きすぎた模様。
  - ってことで、力を更に1/10にして計算してみる。
    - 9/26/2008: 出力頻度を減らして継続。
今日のお引越し --- 今日は夜勤である。
- 仕事の後、切れていたモンちのゴホを買ってくる。
- モンちの散歩、今日は新宅の近くのコースを開拓。目の前が UofA の farm なんだが、掲示に曰く「ペットは繋いでいればよくて、道を歩く分にはよい（farm に入らなければいい）」とあったので、入ってみる。で西の端まで行ってみると、崖になっている。紅葉していて、きれいな眺めだった。
- 帰り道、日本のご夫婦にお会いする。近くに住んでいらっしゃるとのこと。別れ際に名刺を頂く。私が名刺を持っていないと言ったら、「散歩に名刺は持ち歩かないですよね」とやさしく言っていただいたが、実のところ、散歩じゃなくても持っていない。（NRCに雇われている人たちの名刺は、 NINT の reception に並んでるので、あれはきっと作ってもらえるんだよな、私は UofA の雇用なので、どうなんでしょうか、作るなら実費？）
- その後、いやになる前に、モンちを家に残して、一人、旧宅に戻って、引越し荷物の最後の整理。
  - 幸い、 CD ラジカセにお気に入りの pat の "the way up" が入っていたので、それをエンドレスでかけっぱなし。
  - 私の書斎の箱をきちんと仕上げて、封をする。テーブル、机、ベッドを分解しておく。置いておくものをわかりやすくしておく。
    - 9/25/2008: 組立て時に、ツールが無くて困る。
  - 一通り、やるべきことをやり終わったのが２時だった……。
- 寝過ごすことを恐れて、一瞬、旧宅に泊まろうかとも思ったが、モンのことも心配なので、新宅に帰って、就寝。
- （今回の引越しの経過は 9/30/2008。）

9/22 (Mon)

今日のお引越し --- もう、ヘトヘトだあ！
- 以下、今日やったこと：
- 新居での cable/network の開通。
  - それ用に desktop および computer desk の移動。（それぞれ、分解、積み込み、積み下ろし、組立てをする。）
  - １０時約束で、１０時半ごろに来たかな、一通り配線を済ませて、何の問題もなく、開通した。よかったよかった。
- モンちの引越し。もちろん、寝床、トイレなど一式も合わせて移動。
- 寝具の移動。明日はまた大家が、朝の８時から夜の８時までの立ち入り notice を寄越して来たので……。
- その他、小物を運べるだけ運ぶ。というのも、明後日は引越し屋が来るので。パッキングが終わってないものは、自分で運んでおくのが better なので。
- 古い家で、洗濯をしておく。
- この間に、モンちの散歩と、 moving sale を２件さばく。
- 食事は、日本料理屋の「バンザイ」の弁当。
  - 9/24/2008: バンザイ弁当、天ぷらを外す。
- （今回の引越しの経過は 9/30/2008。）
[phys]nanoプロジェクト
- CF-porous/FORCE
  - R=33.5 の N=884 準備：
    - やっぱり N=884 は遅くて、まだまだであーる。
  - BUE9 での計算、テストにながしていた計算（N=884）、 9/17/2008にはじめたもの。
    - やっぱりすり抜けてので、止めておく。
  - 9/22/2008: 結果の回収。

9/21 (Sun)

今日のお引越し --- 作業を着々と進める。
- かおがオンラインに出してくれた moving sale に、ちらほらと問い合わせが入る。
  - 9/22/2008: 棚とヒーターの２件をさばく。
  - 9/25/2008: もってけ泥棒状態で、色々と持っていってもらう。
  - 9/28/2008: ただでも売れない arm chair を処分。
  - 10/6/2008: CD ラジオが売れた。
- 今日はまた大家が午後人を連れてくるという notice をよこして来てるので、それまでに、今日運ぶものを整理。
- その時間帯に、モンの散歩に出掛けることにした。時間つぶしもあって、ちょっと長め。よいストレス解消になったらいいけれど＞モンち。
- （今回の引越しの経過は 9/30/2008。）

9/20 (Sat)

今日のお引越し --- と思ったが、疲れが溜まっているので、一休み。
- というようなことを、何かここのところ毎日書いている気がするが。
- ついでに、いろいろと作文をする。
  - 9/23/2008: ようやく発送した。
- （今回の引越しの経過は 9/30/2008。）

9/19 (Fri)

アパート入居日。
- 契約書にサイン、鍵の受け渡し、などなど。１０時にアポで、一通り終わったのがお昼前。
- 新しい環境というのは、やっぱり、居心地が悪い（何だろう、基本的に小心者だ、ということなのかなあ）。こういうことを避けたいと思いつづけて、はや十何年……。ちょっと、疲れが溜まってきている気がするが、今回の引越も、もう一息だ。
- 予定どおり、既に電話は新しい方でactivateされていた。ケーブル（インターネット）が月曜だし、引越し屋は水曜なので、それまでは、依然、旧宅生活だ。（それに、ものの処分、掃除なども残ってる。）モンちが、１ベッド・ルームのアパートに満足できるかどうかが、少し心配だ。（小さい家だけど、２階への階段を上り下りしたり、リビングとダイニングもずっと広いし。）
- （今回の引越しの経過は 9/30/2008。）
[phys]nanoプロジェクト
- CF-porous/FORCE
  - ってことで、R=33.5 にする。 N=21, 157, 200, 400 まで、とりあえず作る。
  - CF-porous/FORCE-NEW を新たに掘って、そこで計算：
    - N=157, 200 を回しておく。
[news] 「北野監督に聞く　新作映画「アキレスと亀」」@asahi(lc)
- 引用：
  主人公は、絵の大好きな少年真知寿（マチス）。プロの画家に絵を褒められ、画家を志す。長じた真知寿は美術学校に通うが、芽が出ない。中年になった真知寿は、相変わらず絵を描いているが、一向に売れる気配はなく……。
  
  主題は最初から決まっていた。「芸術にかかわる人間はそれだけで幸せなんだっていうね。オレの映画、ここんとこ当たってないからさ、でも好きな映画に従事できるだけで幸せなんだ、って」
  
  真知寿は、並の才能しかないのに軌道修正し損なった不幸な人間とも映る。
  
  「カミさんとか娘をひどい目に遭わせてさ、芸術に毒された怪物だよ。でも、芸術というのはそういう人でなしを崇高に見せたりするからね。真知寿が他の職業だったら、こんな映画にならないよ」
  
  「当時、異業種監督って言われて、いろんな人が映画を撮ったんだけどさ、１４本も撮ったヤツはいないだろう、ってね。要するに持続させることなんだよ。……」
- 何というかね、いつものように置換して考えてしまう訳だけど。うーん、そうか、そうなのかな。
- でも、私は、別に、誰かに褒められた訳ではないけど。

9/18 (Thu)

[phys]セミナー、 George Homsy "Interfacial Fluid Mechanics: New Twists on an Old Subject" (lc)
- APS/DFDの2004年のFluid Dynamics Prizeの講演をベースにしていると言っていた。さて、２００４年（シアトル）なら行ってたはずだが（11/21/2004- 11/23/2004）、あれ、聞かなかったかな？記憶にない。話は、最近の私の関心の広がりもあって、興味深かった。
- 終わった後、プレプリを持っていって自分の宣伝をする。が、何というか、やっぱり営業って向いてないな、と痛感する。それじゃ困るんだけど、なかなか人間って変われないもんだよな（と、ここに言い訳しても仕方ないのだけど……）。
[monton]夜、ふと気がつくと、モンちが自分でおでかけバッグの中に入って寝てた。
- ふむふむ、思惑どおりだゼ。ごほうびをその中であげていることと、昨日のおでかけで、そこが自分の居場所だという気分が少し高まってきたかな。結構サイズが小さいかなと心配だったけど、丸くなって寝るにはちょうど良いくらいみたい。
- 誰かさんが、入ったときに「ハウス！」と叫んでと言ってるけど、もう寝ちゃってたので言えませんでした。

9/17 (Wed)

[monton]モンちゃん、おでかけバッグで初おでかけ。
- また大家が家を見せに人を連れてくるというので、放っておいてもよかったのだが、どうせ毎日１時間拘束されるなら（お散歩で）、とその時間、はじめておでかけバッグに入って車で出掛ける。
- モンちは、やっぱり自由を束縛されるのは不満らしく、助手席でピーピー言っていたけど、比較的落ちついていて、一安心だ。
- terwillegar にいったが、河原で放してやったら、あまりにうれしかったみたいで疾走していって、何を思ったか、そのまま川の浅瀬まで突っ込んで行った。そこでパタッと我に返ったみたいで、水の中で呆然と立ちすくんでいた。アホだ。もっとアホだったのは、水の中から「こっちにおいで」と呼んで（それでも、本人はまだ状況が飲み込めないのか、しばらく呆然としていたが）河原の砂地に上がってきた後、何を思ったか、ゴロゴロしはじめた…… 「うおー、やめてくれー」と叫ぶも、時既に遅し。まあ、何を思っていたのかは想像はつく。きっと、砂を雪みたいなもんだと思ったんだろう。鼻の中まで砂だらけにして、しばらくグスグス言っていたよ。バカだ。せっかくお風呂に入ったばかりだったのに……。
- 9/18/2008: おでかけバッグ慣らし計画は、予想外に順調に進行中。
[phys]nanoプロジェクト
- CF-porous/FORCE
  - 先日のセミナー用に9/5/2008はじめたシミュレーションの続き。
  - bue9 で計算をする準備をする。
    - テストで一部こけている。要チェック。
  - 試しに、既に計算している884を流してみる。
    - 9/22/2008: やっぱりすり抜けているので、止めておく。
  - 既存の結果を眺め直す。
    - 微妙な所だが、パラメータの与え方が、こちらの意図している状況になっていないことが発覚。
    - 9/19/2008: パラメータの調整。
[phys]twobody
- 明日 Homsy に preprint を渡すことについて、ボスに一言、言っておく。
  - 「全然オッケー」と。（投稿も、早くしてくれえ……。）
  - Homsy にだけ見せるというのも何なので、前回同様、また各位にメールしておく。
    - しかし見たら、ちょうど一年前だな（9/6/2007）。年１本ペースってのは、褒められたものじゃないですね。
    - ほどなく、西海岸の恩師から返事がきた。肯定的でうれしい。
      - 9/26/2008: 指摘されて文献を探してみる。
      - 3/6/2011: ぼくが影響を受けた５人から、四人目。
ゴミの日の準備。
- ここでのゴミの日は来週が最後（cf. 9/24/2008）。ってことで、明日を含めてラスト２。（9/10/2008）
- 先日駆除した雑草木、その後、残骸は庭の片隅に山になって放置されていたのだが、ようやく重い腰を上げて、ゴミ袋に詰め込む作業をした。
- 最初の３０分で、今日の達成度合いを見ようとはじめるが、いきなりナイフで左手の親指をザックリいってしまった。泣き言は言ってられないので、強く絆創膏を巻いて、遅まきながら軍手を出してきて、途方に暮れようとも、とにかく作業に徹する。（教訓：物事、準備はきちんとしてからはじめましょう。）
  - 10/2/2008: ボロボロになった手も、ようやく癒えてきた。
- 幸い、葉は乾燥して落ちていて、枝も細いものは手で折れるほど風化していたので、最初に思ったほどではなく、しかし、暗くなるまでかかったが、太い幹を５、６本残して、すべて片付けられた。

9/16 (Tue)

[monton] 朝、風呂に入っていたら、モンが覗くので、入れてやる。
- 昨日、今日とちょっと暖かいし、最近、入れてなかったので、ちょうどよかった。
- 目ヤニがたっぷりととれました。
- 9/17/2008: バカな子は、水遊びの後、砂遊びをする。
[phys]twobody
- 論文：
  - 最後に（またちょっと）手を入れて、もう止めにして、改めて共著者たちに送っておく。
  - 老婆心ながら、 cover letter と referee 候補も準備しておく。
  - しかし、自分で手を出せないという状況は、すごく stressful だな。
  - 9/26/2008: remind...
  - 10/3/2008: 次の一手を模索。
  - 12/22/2008: ６５日経過、依然、音沙汰なし。
  - 12/23/2008: referee's report 戻ってきた。
  - 3/24/2009: JCIS は門前払い。
  - 3/25/2009: Phys.Fluids に再投稿。
  - 4/16/2009: Phys.Fluids から reject された。
  - 2/3/2013: arXiv に投稿。
  - 2/5/2013: arxiv:1302.0461

9/15 (Mon)

[phys]nanoプロジェクト
- 例の学生さんから、やっと、返事がくる（cf. 9/12/2008）。が、こちらの問いかけに対して：
  - その１）教えてくれた文献は、既に持っていたよ（といっても、見つけたのはつい先日のことだが）。
  - その２）彼女からの input （実験データなど）はゼロ。
- 何というか、ちょっと、こういう人ってやりにくいなあ……。
  - 1/15/2008: この学生さんとの、以前の出来事。
[phys]twobody
- 論文：
  - 最近のバタバタの間に戻って来ていた alex のコメント（一部は8/26/2008に、残りもその後いつか忘れたけど）を反映させておく。
  - ボスがするらしいのだが（8/20/2008）、最近の投稿手順を一応確認しておく。
[phys]「バイオテクノロジーでナノ構造半導体を製造」@impress(lc)
- 備忘録。
- えっと最近「ナショナル」という名前（ブランドと言うの？）がなくなるとかいう話をどこかで見た気がするが、「松下」は残るのか（当たり前か）。「あーかーるーういナッショッナーアル」が懐かしい世代には、ちょっとさみしい（かな？）。しかし、まあ、すごい名前を付けたものだ。
引越しの手配、諸々。
- 電話、ケーブル（インターネット）、電気、ガスなど、一通り手配完了。
- 新しく入るアパートは、電気だけテナント持ちで、水道と暖房はあちらもち。したがって、電気会社が仕切っている水道（上下水）は終了、ガスも終了。
- （今回の引越しの経過は 9/30/2008。）
[phys][blog] 何か事実誤認があるというか、認識の違いがあるというか。
- ちょっと（じゃなくて、結構、かな）悲しくなる記述を見つけた。見つけた経緯は、自分のはてなのブログの「リンク元」（これって、基本的に referrer だよね）に http://www.google.co.jp/search?hl=ja&lr=lang_ja&pwst=1&q=Stokesian+dynamics&start=30&sa=N ってのがあって、そこから。少し前の記述に対してなので恐縮なのだけど（私の日記で言うとちょうど4/16/2007のこと）。
- 「2007 Bingham Medal」@masubuchi(lc) より、引用：
  レオロジー学会ではBinghamメダルという賞を年に一人だけ出しています．今年はCalTechの[John Brady] が受賞しました．この方は粒子シミュレーションをするなら誰でも知っている著名な Stokesian Dynamicsという手法を開発した人です． ……中略…… そこで流体の効果を流体相互作用マトリックスというもので表して粒子間の相互作用に置き換えてしまう，頭のいい方法が Stokesian Dynamicsです．粒子が濃くなるとダメですがある程度薄ければ大丈夫で，今でも非常に広く使われています．それではダメな場合はもちろんあって，東大のＡ先生とか京大のＹ先生が提案しているのはもっと厳密で拡張性も高い手法．しかしStokesian Dynamicsが提案された20年前の計算機の状況を考えれば，いかに画期的な手法であるか．
  - これの何が悲しいって、この記述をもっと要約すると、
    SDは（ちょっと）頭のいい方法だけど、20年前の（もう時代遅れな）手法である
    ってなことになるよね、と。
- 増渕さんは、私の中ではずっと、かなりの専門家だと思っていたのだけど、違ったのかな？いつぞやは土井さん宅で、彼の学位記念のお祝いも兼ねたようなお呼ばれ会があって、そうそう、その時はまさに当の john と一緒に（あと sam edwards のところから来ていた中国の人と）お邪魔したのではなかったか？（調べてみたら1996年のことだった。思えば、この時に人生の路線がこっちにカチッと切り替わったのかなあ。しかし、あっという間にちょうど一回りですか……ガックシ。）確かあの時は、私だけ手ぶらで行っちゃったんだよな…… 世間知らずというか、なんというか。
- 日本の業界から離れて久しいので間違っているかもしれないけど、「もっと厳密で拡張性も高い手法」と言ってるのって、（数年前にお邪魔した）田中肇さんところの（と思ってたら京都に移られたみたいですね）荒木さんの、液液系で一方の液をドロっとさせるって奴（記憶にあるのは、これまた化石のように昔のこの時の発表なのですが）と、山本量一さんの境界をゆるく解きましょうという奴のことだと思うのだけど、それらを（SDよりも）「もっと厳密」な手法と言ってはいかんのではないかな？（「厳密」ってのは、数学的なことをいっていると想像しているけど。）
- 私の認識を一応書いておくと、 SD の方がむしろ（数学的な）厳密性にこだわっていて（融通がきなないところがあって）、荒木さんや山本さんたちは、もうちょっと現実的に（理論的な厳密さにはそんなにこだわらず、数値的に手を抜けるところは抜いて）やりましょう、というものだと思っていた。（もちろん、けなしている訳ではない。）だから、
  もっと効率的で拡張性も高い手法
  というのなら、何の文句もないです。長い間（勉強をサボって）情報を update していないので、古い認識なのかもしれないけれど。
- それから「粒子が濃くなるとダメですがある程度薄ければ大丈夫」というのも、嘘じゃないかな？濃い領域はむしろSD（の導入したlubricationの効果）しか（理論、数値とも）役に立たないという認識だけど。それとも、こっちに関しても知らないうちに何か大きな発展でもあったのかな？
- ところで、ちょっと話がはずれるけど、少し前にしばらく electrophoresis の勉強で唸ってた頃（例えば 4/3/2008）、ふと山本さんたちの論文（PRL 2006）を見つけて、正直、のけぞったことがあった。論文にはあんまり詳しく書いてなかったけど、どうも流体と電場とイオンまできちんと couple させて、しかもそれぞれきちんと多体問題を解いていて、そんでもって古典的な理論もきちんと再現していて、あれは凄いと思った。現実的な割り切りというか、いい意味で CFD 的なセンスだよな。そういうのが、うむ、俺にはないんだよな。
- 3/6/2011: ぼくが影響を受けた５人から、四人目。

9/14 (Sun)

[blog] 「沈黙を破ったホリエモン，ITを語る」@ITpro(lc)
- 2(lc), 3(lc), 4(lc), 5(lc).
- 引用：
  自分でもなぜそれをやらなかったのかは今でも分からないのですが，おそらく，こだわりすぎていたんだと思います。自分がダメなプログラマであるというコンプレックスが邪魔をして。プログラマはサーバーを1台増やしたから速くなったというところではなく，自分のプログラムによって速くなったと言いたいところがあるんですよ。そうじゃないと，誰も誉めてくれませんし。
  
  （何をやれましたか。結局，ライブドアでの実績は何だったのですか。）
  自分の人生にとってできたということです。結果はどうあれ，いい経験になったし，やっていたときは楽しかった。
  
  ただ言えるのは，僕はリスクのあることは十分やったので，今後はほかの人にやってもらいたいですね。
  
  今は「脳にチップを埋め込んで…」みたいな話の方が面白いですね。そういう興味があることにちょこちょこ手を出して，それを地味にやって何年後かに成果が出るといいかなと。
  
  世間からは「虚業だ！虚業だ！」と叩かれ，僕が逮捕されたとき，みんながみんなライブドアは潰れると思っていたでしょう。でも僕は，絶対に潰れないと確信を持っていた。一時的に売り上げは落ちるけれど，借り入れもないし，単なる叩かれすぎの風評被害だったわけです。僕が作ったライブドアは，虚業ではない，きちんとした経営基盤を持った会社でしたから。
- 何か、印象が違うな（この「印象」と言う奴は、めちゃくちゃ偏っていると思うけど -- よくも悪くも、当時のメディアの煽りを全然知らないし）。そもそもは、彼は、技術指向の人間なのかな？
- 彼を叩いた世間っていうのは、きっと、大衆を煽って搾取しようとするような「虚業」で一山当てようと狙っている当事者たちなんではなかろうか。そういう人たちとか仕組みの中で生きていく必要は、そもそもないよな。
  - 1/19/2006: 当時のライブドア叩き。
  - いわゆる「手のひらを返したような」態度をとる人間って、信用ならんということなんだろう。たいがい、そういう人は「信じてたのに」とか言うもんだよな。「信じる」ということの意味が、何だろう、軽薄なのかな。
  - ふと過去の記述（2/18/2004）を見て、そうかと思ったのだけど、以下がその paul graham のフレーズ：
    最良の選択は、その時に熱狂している人々には与しない、とはっきり言っておき ……
- 何にせよ、「そういう興味があることにちょこちょこ手を出して，それを地味にやって何年後かに成果が出るといいかな」と言えるだけの経済基盤を持っている（のだよね？）ということが、うらやましい。この意味で、きっと成功していると言えるんだろうな。
  - サマリー：人生の主導権
- 3/17/2007: 堀江、実刑判決
- 付記（9/18/2008）：アメリカのリーマン・ブラザーズ・ホールディングスという証券会社（よく知らない）が潰れたのかな、そういうニュースが大きく流れている。
  - 少し前にアメリカの住宅ローン関係で大変なことになったとかもニュースになっていた。
  - それで、普段見ているブログでも、この件に関していろいろと話（というか、各人の「解説」めいた記述）が上がっていた。例えば
    - 「アメリカの夢」@tatsuru(lc)
    - 「リーマンの破産、擬制の終焉。」@hirakawa(lc) : 上の樹さんのところから。
    - 「第千二百六十二夜　2008年9月18日吉崎達彦１９８５年」@senya(lc)
  - この辺りの話って、（単純化したり一般化するのは、一般に、問題があるんだろうけど）「虚業の虚業性が暴かれた」という感じのできごとと思っていいのかな。で、そう思うとき、この辺りの考え方を持っている人たちは、それでも「目の前にあるバブリーな虚業に乗って何が悪い」と言うのだろうか？（別に、誰かにリトマス試験を受けさせたいと思っているわけではない。純粋な疑問。）まあ、「虚業」はだめだけど「実業」なら可、という落としどころなんだろうか。
  - 証券会社って、実際のところ、「実業」なのか？（というような疑問は2/15/2006あたりにも言っているね。）
- 付記（9/26/2008）「＜堀江貴文氏＞「蟹工船の漫画は読んだ」　「勝ち」「負け」興味はない（上(lc) 下(lc)）」@yahoo
  - 最近のマスコミは、手のひらを返したのか？そういう「ブーム」なのか？ああ、そうした方が今は売れるか……（うがち過ぎ、かな）。
- 8/13/2010: 堀江貴文が手間をかけているところ
ん？９月１５日は祝日なの？（日本の話）
- 敬老の日@wikipedia。
- ってことは、うんと、あれは、火曜着でもいいのかな？（いつも思うことだけど、締切りには余裕を持って、ね＞自分。）
「がんばれ！大相撲」
- 「大相撲に明日はあるのか？」@tatsuru(lc)から
  私としてはもう少し長い目で、暖かく見守ってあげたらいいんじゃないかと思って、『中央公論』の特集のタイトルを「がんばれ！大相撲」とすることをご提案したのであるが、 I上くんは「はあ・・・でも、どこをどうがんばればいいのか」と暗い顔をしていた。
  ってな記述から。
- 何かな、日和りすぎたんではないかと純粋に思う。そもそも力士は、（旧）国立大学の教員とか公務員じゃないんだから、「国民に対して説明責任がある」とか思わなかったらよかったんではないか、という意味。（国技だってのも、勝手に言ってりゃいいんだし。）つまり、あの、横綱審議委員会ってやつ（エラそうなことを言うだけの、ひょろっとした人たち）、あれって必要だったんだろうか？あと、若貴とかあの辺りでメディアのブームに浮かれたのが間違いではなかったか？あそこを（経営の成功 / 失敗の）基準にしたら、あちこちに迎合しないと立ち行かなくなっていくんだろうけれど（ここのところ、北の湖が結構立て直したというような記述もあったのだけど）、そんなこと、そもそも必要なかったんではないかな（不祥事とか品格とかには、「相撲は強けりゃいいんだ」と一言、言っておけば）、と。「しこふんじゃった」でモックンも言っているじゃないですか、「もうズルして楽すんのはやめだ」と。（7/19/2008）
- ちょっと前の、虐待で弟子を死なせてしまった件（時津風部屋力士暴行死事件@wikipedia）、あれは、何をどうしようと言い訳はできないだろうが。
- 9/8/2008: ロシア人力士。

9/13 (Sat)

[phys]お勉強
- 査読（8/19/2008に受けた件）：
  - 昨日の続き。
  - イントロを読み直す（一番最初に読んだっ切りだったので）。
    - なるほど、きちんと書いてあったよ、目的とか焦点が。
  - ちょっと考えた後、弱いんだけど、やっぱり通す方向でコメントを書き直す。
    - なぜ弱いのか、なぜこの雑誌なのか、分かるので。
    - 実際この辺りの話をきちんと汲み上げておかないといけないと、個人的にも思うし。
  - 午後２時、オンラインで提出して終了。
お買い物。
- web camera を買おうと、いわゆる電気屋に行ってみる。事前の調査で、まあたいがい似たような spec （静止画で 800x600, 動画が 640x480 みたいな奴）で６０ドルくらい、安いので３０ドルとか、という目安をインプットして。
- bestbuy にいくが、品物がすくなく、あと安いもの（セール品）も特にないので、 futureshop にいく。この店ははじめてだったのだが、ドアが自動じゃないのに戸惑う。ここも商品の品揃えはよくないが、回転もわるいのか、 bestbuy よりはあった（店自体がはやってないんだな）。が、ここも特に安いものがなかったので諦めようかとも思ったが、今日買わないとまた出てこなければいけないのか、と思い直して、 creative の商品で６０ドルを切っていたもの（optia pro VF0380）を掴んで、レジにいく。そしたら１００ドル何某です、と言われる。「６０ドルくらいのはずなんだけど」と言うと、「その商品のタグを持ってきてくれたらその値段にする」と言うので、ははん、ここはそいういう仕組みなのか、と商品棚に戻って、別の（ちょっと高めの）値段のついていた箱（video IM pro VF0410）と、別の古びた値札を掴んでレジに持っていく。えっと、最初に品定めをしていたとき、実はこの同じ商品に対して２つの値札があって、よくみると安い方は既にexpireしている昔のセール時の値札だったみたいで、諦めて最初の箱を掴んだのだった。するとレジのねーちゃんが、一応その値札を確認して、今度は「manufactureが、商品の値段に誤りがあった場合は、正しい値段からさらに１０ドル・オフすることになってるので」と、結局３０ドルちょっとになってしまった。
- 付記： video IM pro はセンサーが VGA で、 optia pro は 1.3MP だったらしい。スペックより値段重視だったし、結局、値段が半分になったのだから、まあいいか。（それに、うちの windows xp machine （２００２年購入）は超遅いので……。）
- 買い物と言えば数日前、これもbestbuyにCD-Rを（今時！）買いにいったのだが、棚に並んでいる商品を一通り見て、単価の一番安いのをと探したら、１００枚入りで５０枚パックよりも安い値札の商品があって（ブランド品）、明らかに昔の値札なんだろうなと思ったが、レジにもっていく。案の定、倍くらいの値段をいわれたので「もっと安かったのだが」と店員をその棚に連れていって（ここは、そういうシステム）、そしたら、その値段にしてくれた。店員さんは当の値札はピックアップして破棄していたが、もちろん。

9/12 (Fri)

[phys]「中野藤生先生インタビュー」という記事。
- stat.system.nitech.ac.jp/meeting/nakano_interview_final.pdf にある PDF file を見つけた（のは、しばらく、そう数週間前だけど）。（googleによるHTML(lc)）
- 「物性研究」に載った記事みたい：８４─２（２００５年５月号） p.157.
- 一番印象的だったのは、かの偉大なる久保亮五に関する描写。やっぱり営業努力というのは何に関しても重要であり、世の中、声の大きな者が残る、ということなのでしょうか。
- そういえば、しばらく前（これは半年とか１年とかのスケール）、ここでの共同研究者がうれしそうに「日本の知り合いから Nakano の線形応答理論の論文（日本語の、多分、例の物性論研究の奴だったのだろう）を送ってもらった！」と言っていたのを思い出した。いろいろとコダワリの強い彼曰く、「Green-Kubo formula は（少なくとも） Green-Kubo-Nakano formula と呼ぶべきなのだ！！」と言っていた。そのときは、そんなもんかと思っていたが、やっぱりそのようだ、な。
- 別の話。引用：
  K 伏見さんの「確率論および統計論」というのは、全く丁寧に書いてあって非常に抜け目なく、数学的なこときちっとしていてね。だからそういう人なんですね、あの人は。
  N 昔から名著だと言われている。
  S 今から見てもモダンな感じがしますね。
  N 物理屋にとって今でもあれに代るものはないのかも知れない。
  S ええそう思いますね。復刻版が出てますね。
  N 文才もあるという感じがするでしょ。あれ書かれたのは 30 代。
  - そうか、やっぱり凄いんだなあ（cf.5/2/2003）。 SDの論文の中の計算で、手でちまちま計算していたことがあって、こんな感じかなあと言っていたことが、何かスパッと出てきそうに、あざやかに書いてあるのを見て、「俺には（物理のための）数学の才能はないな」と思ったっけ。
  - こういうのは、時代のせいなのだろうか（今の日本にそんな人はいるんだろうか？いるけど見逃しているんだろうか？）
[phys]グループ・セミナー。
- 数値計算の結果だけで十分実験を再現しているように見てるのに、 calibration と称して、ほとんど相関１の fitting をしているのを見て「そんなことする必要ないんじゃない？」とコメントしたら、「それじゃあ実験家が納得しないんだ」と皆さんニヤニヤ。うーむ、実験家は greedy だ、ということか。個人的には、やっぱり、生の数値結果の方に価値を見出すけどなあ……。私には化学のセンスはない、ということなのかな。
- そういえば先日のセミナーで「化学屋は sluppy だ」と、当の化学屋さんが（物理屋との対比の話という文脈で）おっしゃっておられた。では物理屋は何だったんだろう？聞けばよかった。
- 10/8/2008: 次回のグループ・セミナー
- 6/19/2008: 前回のグループ・セミナー
[phys]nanoプロジェクト
- 先日のセミナーで文献を教えてくれると約束した学生さんから、またまた音信不通なので（一回目11/26/2008, 二回目1/11/2008）、 remind のメールを出しておく。ったくねえ……。
- 9/15/2008: 返事がきた。
[phys]お勉強
- 査読（8/19/2008に受けた件）：
  - 昨日の続き。今日もオフィスで読んで、うちに帰ってからも読んだ。
    - で、夜の１２時すぎにやっと一通り読み終わった。話の流れは掴めた。
  - 同じ著者の過去の文献を一通り眺めておく。
    - うむ、何かほとんど同じではないですか……と言う印象。
    - 基本的に通すつもりで読んでいたのだが、やっぱりダメな方向で書こうと思う。
  - ということでオンライン・サイトに行こうと思ったら、落ちていた……
    - 「9/13 までに書いて」ってことだったので頑張ったんだけど、まあいっか。
    - 一応、文章は準備しておく。
  - 9/13/2008: 思い直す。で査読、修了。

9/11 (Thu)

満州風のハカ・ヌードル（だったっけ、うろ覚え）がうまい！とボンベイ出身のベジなおっちゃんが言っていた。
- 満州料理が好きな理由は辛いことだと。日本料理は、やっぱりわさびが辛いな、と。うむ、辛いとは言うけれど、それはちょっと方向が違う気がします。
[phys]お勉強
- 査読（8/19/2008に受けた件）：
  - 眠い目をこすりながら、本文を読み始める。
  - ううむ、先は長い……途中でダウン。
  - 9/12/2008: 続き。
  - 9/13/2008: その続き、で修了。

9/10 (Wed)

バタバタと慌しい一日。
- 人生は、釜揚げうどんを作るように、丁寧に扱わないといけない。
- そういえば先月分のレポートを、まだ送ってないな。とりあえず、先日のセミナーの内容を各位に送っておく。
  - 10/1/2008: ２ヵ月分の月刊レポート。
- コピー・コーナーでちょっとおしゃべり。
  - 何というか、ポスドク稼業（研究者稼業）ってのは、どうみても辛いね、という当たり前の話になる。それに比べて、別の某業界の場合は、本当に売り手市場なんだって（cf. 1/26/2008）。まあ世の中、需要と供給というのは、当たり前の話なんだけど cf. 6/8/2008。
  - 先日来、別のポスドクも「おれは、もうポスドクは切り上げだ」といいまくっているし（8/13/2008, 9/2/2008）。
- モンの散髪をした。といっても、もう随分と寒くなってきているので、お顔だけ。
  - ところで、最近気がついたが、モンはお尻（右の、太股の後ろ面）にギリがある。
- 明日はゴミの日だ。引越しまで、残り２回。きちんと考えておかないといけないな。
  - 9/17/2008: あと１回。
フォントのないプリンタで日本語の PDF を印刷したい時。
- 特に latex で自分で書いた文章の場合：
  - 1) dvi2ps なり何なりで ps を作る。
  - 2) ghostscript で tiff にする。
```
    gs -sDEVICE=tiffg32d -r360 -q -dNOPAUSE -sOutputFile=TIFFfile%d PSfile
   
```
    - 注：複数ページある ps の場合、 %d と出力ファイル名にページ数をしていしないと、最初のページしか出てこなかった。
  - 3) 得られた tiff を再度 ps に変換する。
```
    tiff2ps TIFFfile > PS_new_file
   
```
  - 4) それを pdf に変換（したいときはする）。
- ポイントはステップ２の gs で画像にするというところ。解像度（-r360）を上げればもっと綺麗なんだろうけれど、現状ではこれくらいで可。
- 必要は発明の母というが、今回もちょっと日本語の作文を印刷すつ必要があったため。今回は６０ドル近く払ったけど、さて何日で日本に着くかな？
  - 9/14/2008: 月曜は祝日？

9/9 (Tue)

今更ながらgmailのアカウントをとってみた。
- 基本的にネットワーク会社は信用しないので、 IMAP の設定をして local に持ってくるようにしておく。
- その他の free mail は、 yahoo.com は健在(fetchyahooで取得)、 yahoo.co.jp は自動転送している、 hotmail ってのもあったけど、何かもう expire してしまってるかな？
- 1/20/2005: web を介さないで free mail account を使うことについて。

9/8 (Mon)

[phys]セミナー。
- 無事に終わりました。発表の出来は、まあまあだったかな、と思う。
- いつものようにここに置いておく。
- 5/31/2007: mgp から swf の作り方。
- 今回の準備の軌跡：
  - 9/7/2008: 新規計算の解析、プレゼンの仕上げ。
  - 9/6/2008: 新規計算の仕込み。
  - 9/5/2008: 実験論文探し、追加の新規計算開始。
  - 9/4/2008: ご意見伺い。
  - 9/3/2008: 第一稿がやっと完成。
  - 9/2/2008: 紙の上であれこれ。
  - 8/29/2008: 構想を練る、つづき。
  - 8/28/2008: 構想を練る。
  - 8/27/2008: 何か、いけそうな気になってきた。
  - 8/25/2008: 新しい結果は入れない、という決断。
  - 8/21/2008: 準備を本格的に始動。
  - 8/11/2008: 日程が 9/8 に fix した。
  - 7/4/2008: 私が喋ることになる。
  - 7/3/2008: UofA/Chem でのセミナーの話がもちあがる。
- 9/10/2008: レポートの代わりに、とりあえず。
- 9/12/2008: 化学屋と物理屋と。
- 9/12/2008: 音信不通な学生さん……。
- 9/17/2008: 今回はじめた計算の続き。
[music]寝不足もあり、早引け。
- 帰りの車で聞いた曲 (on CKUA)：
```
Radiohead	Everything In Its Place	Not My Fault (live at KCRW)
*** 3:30 p.m.	***	***
Darol Anger and Mike Marshall	Replaceitall	Woodshop
Ron Sexsmith	Music To My Eyes	Exit Strategy Of The Soul
Ndidi Onukwulu	He Needs Me	The Contradictor
  
```
- このあたりがよかった。（曲を聞いてみないと、どれがピックアップしておきたかった曲かは判断できない -- Anger and Marshall か Onukwulu か、という問題なんだけど。）
[blog][news] 「まむしが、日本国民はどこまでバカか、尿中大麻痕跡に敗けた北の湖理事長」@mitsuhiro(lc)
- 引用：
  外国人を人相や国籍でいじめては絶対いけません。日本人が外国でその理由でどれくらい差別されているか。
  
  もしも、許してあげれば、終生日本びいきのロシア人になったろうに。なんでもう一度の機会をあげないのでしょう。日本マスコミは世界でももっとも無慈悲残忍な存在になってきていると思います。
- 世間の人たちは、何でこういうことを平気でできるんだろうな。きっと自分が一度もマイノリティの立場に立たされたことがない（かつ、経験したことのないことを想像することもできない）から、なんだろうな。
  - そういう人間を強制的に数年間、言葉の不自由な外国に生活させるべきたと思ったのは、あれはいつだったかな。
  - 付記：見つけた。 4/12/2003: [news]「外国人の人権」軽視急増　過去最高、犯罪増加が背景か
- 北の湖、結構好きだったのにな。
- マスコミなのか国民なのか知らないけど、やさしさとか寛容さとか、かけらもないね。こういうものは幸福度によるという話もあるが（2/16/2008）、そうすると、日本人（なのかメディアの中にいる人たちなのか知らないが）は、そうとう不幸なんだなあ。私はむしろ、こちらの人たちに
  こいつら、なんて、卑しいのだろう、さもしい、のだろう、というのが率直な感想です。
  というふうに感じる。まあ「融通は力のある側にだけ効く」と言うことなんだろうけれど。
  - セカンド・チャンスと言うやつ、あれも結局「力のある側にだけ効く」ものなのかな。引き合いに出すには適当ではないのかもしれないけれど、たけしが今の status にあることと比べてしまう。日本の社会は一体どこの誰が「この人はオッケーであいつはダメ」ってことを決めているんだろう？
  - それから、こういう日本社会の「全否定」的傾向は、そりゃ単純化しすぎで、まずいことだと思うのだけど、みんなはそうでもないのかな？サマリー：簡単にパニクる日本人。
  - 森博嗣は、ことあるごとに、悪いことをした人間がどんどん排斥されていくことは（そうでない状況より）いいことだ、と言っている気がするが（曲解？）、本当にこんな状況はいいことなんだろうか？（本当に悪い奴らが、巧妙に潜伏するようになって、それほど自覚のない小悪が割を食っているのではないか、という気がしないでもない。それに加えて、他人のチクリに戦々恐々とする息苦しい空気を感じるのだけど、それって杞憂か（日本にいないから本当のことを感じられないだけか？））
    - 当の森さんの記述は、私はこれまで具体的に引用はしていないみたいだ。つまりは、曖昧な記憶だけをたよりに書いている、ということ。ただし、同じ内容についてはこれまでも言及していた（3/6/2008）。私の頭の中で、いろんな脚色がされていないことを祈る。
    - 5/1/2003: [news]＜ＪＲ貨物＞運行中におにぎりパクリ　運転士を乗務から外す
  - 9/23/2010: 検事と研究者の違い、拝物思想と拝精神思想@mitsuhiro
- 政治家は（結局、人気商売に堕している現状では）、よくもわるくも国民の反映なので、きっと、こうなるのは仕方ないことなんだろうけれど。
- 詳しい文脈とか分からないけれど、福田さんは国をどうこうよりも、もっとすごく内輪の「自民党」のために、いろいろと動いている、のかな？（選挙で（民主党に）勝つには、今やめるのがベストとかいう記事を見たので。）本当、まいるよな……、日本の世の中って仲間が一番、つまりコネが全てってことなのですか？そんなこと、いまさらですか？ああ、そうですか。いや、まいった。
  - 付記：過去の日記を眺めていたらば、 4/23/2004 にも「内に甘く外に辛い日本のトップ」がいたみたい……。政治家を無給にするとか、任期を導入するとか、既得権が蓄積しない仕組みを導入した方がよくないか？
- ちょっと寝不足でイライラしている、かな？
そうそう、忙しさのために、携帯のお金を追加し忘れてた……。
- ３０ドルくらい残っていたのに……。
- 気づいたとき（先週の中頃だったか）に入れておけば。数日をけちったために、これだ。
- 6/8/2008: 前回の top-up.
- 12/10/2008: 最後のtop-up.
air canada のチケット代について。
- ９月に入ってから（なのかどうかは定かではないけど）日本へのチケットは、基本料金が５００ドル代で（トータルで８００ドル代で）手に入ると思ってたら、この金曜以降、急激に値段が上がっていて、それもしゃれにならないくらいで、ベースが６０００ドルとか、５０００ドルとか、３０００ドルとか。何で？夏が終わったと実感したカナダ人が大挙して国外逃亡を図るという需要か？
- 付記：まったく失念していたが、もしかして、９１１って関係あった？

9/7 (Sun)

[phys]nanoプロジェクト
- seminar の準備：
  - 新規計算：
    - 予定どおり、出来てるものであきらめて、それでものを言うことを考える。
  - stvis-vtk の改訂：
    - 何はなくとも visualization (movie) ということで。
    - 今回は、固定粒子をうまく切り取って見せないと、見せるべきものが見えない。
      - clip すればいい話。
      - clip 面を step 毎に変えたい場合はどうすればいいか。とりあえず actor を毎回作り直すことにした。 renderer から一旦 remove してから、新しいのを add しなおす。何かもっと効率のよい方法があるかな？（chain は構成要素が変わらないので、座標を update するだけでいいのだけど。）
      - あ、これは全部vtkの話。
  - 解析：
    - データの数も精度も、現時点では期待できないので、そう思って見る。
    - 実験を再現していると言えなくもない（が、「はずれ」と言えなくもない）。

9/6 (Sat)

[phys]nanoプロジェクト
- seminar の準備：
  - 新規計算の仕込み：
    - 今日、仕込んで、夜走らせて、明日、解析して、時間切れ、というスケジュールだ。
    - とにかく、長めの chain を準備する。
    - 途中経過を見ると、やはり飛んでる…… dt を半分にしておく。

9/5 (Fri)

今日、新しい tenant 候補に家を見せにくると landlord から連絡。
[phys]nanoプロジェクト
- seminar の準備：
  - 実験論文の収集。
    - 9/5/2008: お勉強。
    - 9/15/2008: 期待していた文献は、既に知っていたものだった。
  - 新規計算：
    - 設定ファイルの準備。
      - 10/6/2008: このときしていた確認を、またやってた……。
    - BallMelrose だと途中でおかしくなってるので siPC で行ってみる。
    - 結果を眺めるが、うーむ、期待するものではない……
    - 実験の論文を見る。これはこれなりに妥当かもしれない。長いものを見ないとダメみたいだな。
    - 9/17/2008: セミナー後の、計算の続き。
[phys]お勉強
- 本題の文献収集のついでに（そんな暇なんかないのにね……）

9/4 (Thu)

何故かしらないが、筋肉痛だ。
- 思い当たるのは、ここ数日、書斎に積んである大量の書類の束（印刷した論文）を日々かばん一杯に詰めてオフィスに運んでいるのだけど、そのせいかな。でも、歩いている距離はたかだか車からオフィスまでだし……謎だ。（２階まで階段を上がってるからか？）
- 誰かさんは、昨日の全力疾走のせいだ、と腹を抱えて笑っている。ったく、運動の翌日に即筋肉痛なんて、この年では、もうないよ。
- 話はかわるが、噂によると、私は知らないうちにもう「中年」ですらないらしい。
[phys]nanoプロジェクト
- 今度のセミナーの相談。
  - というか、ボスたちが話の内容を確認したい、という会合。
  - セミナーは今度の月曜だというのに、「こういう結果を追加しろ」と簡単におっしゃる。善処しよう。
  - これまでストレスだったのは、働きかける（つまり、おゼゼを持っている）直接の対象が私からは見えないことにいたのだけど（うちのボス（たち）だけがエージェントの如く間に立っていた、の意、例えば1/28/2008）、これもセミナーをすれば終わる。良いか悪いかは、私次第なんだけど。

9/3 (Wed)

[music] ラジオ(ckua)から流れてきた今日のよかった曲。
- edie brickell "volcano" (2003)
- the cedar "room to beat" (lastfm)
[phys]nanoプロジェクト
- seminar の準備：
  - 今回は prosper とか beamer とか使って PDF にしようかな、とか思っていたのだが、結局、いつものように時間切れなので、いつものように magicpoint でいくことにする。で、いつものように movie は、中断して shell から mplayer で、と。
  - rough ではあるが、第一稿がやっと完成した。
[monton] モンちの体力。
- 芝生の広いところで、モンちと全力疾走してみた（紐は持ったまま）。本当の全力疾走。追いつけなかった……。凄いのな、ちょっと前方を疾走しているモンち、ピョーン、ピョーンと飛んでる感じで、飛んだときに後ろ足が両方とも後ろに伸びきっていて、足のうらの肉球が見えるのな。何か「負けた」と思った。毎日の散歩でどんどん逞しくなっているし、末恐ろしい。
- 9/4/2008: 筋肉痛の謎。

9/2 (Tue)

[phys]論文が出た。
- １０月だと思ってたら No.9 (september) が issue される前に出たみたい。この Vol. 5, no. 10は "Computational Tools and Its Application to Analyze Emerging Nanomaterials"というタイトルの special issue. 我々の論文の reference は
  J. Comput. Theor. Nanosci. 5, 2004-2021 (2008)
  だけど、うちは購読していないようで、結局、見れない……。
- 関係ないことだけど、この出版社の色使いのセンスは、よく分からない。カラーだからって全色使えばいいってもんでもないだろうに…… （とはいえ、私もそういうセンスがある訳ではないけれど）。
  - 12/9/2008: PDFを購入……が、なにかuglyなことに。
- 経過：
  - 9/2/2008: published.
  - 7/29/2008: 校正、済み。
  - 7/28/2008: ゲラが届く。
  - 10/9/2007: accepted.
  - 9/6/2007: submitted.
- 12/9/2008: 大学で購読してないので、PDFを購入。
[blog] 「三年次の報告書の作成、吉田健一氏のこと」@mitsuhiro(lc)
- 引用：
  今回の福田氏の退陣の時の記者会見で、つくづく親か祖父が首相でも子供や孫がそんな器になるのではない、という当たり前のことがわかります。日本中のテレビをみていたひとたちのうち福田さんに共感したの、二世、三世の議員とか社長さんだったでしょう。
- 親と同じ職に就く人間っていうのは、すごく素直に育った人たちなんだろうし、職業選択の中にある種の思い入れが入ってたりするのだろう。もちろん全てがそうだと言っているのではない。

[phys]業績の数値化について。

まあ普段、散々悪し様に言っているのだけど（例えば4/20/2007あたりかな）、ふと最近の journal citation reports (JCR) を覗いてみた。
- どうしてかっていうと、まあ結局は、邪な考えで…… つまり、自分の論文の数はかなり少ないのだけど、何というか、無駄弾は打ってない、つまり切り売りするために妥協してマイナーな雑誌に出したりしてない。この事実を、どう客観的に提示できるだろうか、と思い、参考のために、いわゆるインパクト・ファクターという奴を見てみた、ということ。
付記：インパクト・ファクターをなぜ悪し様に言っているのか？
- （過去の自分の記述の中に見つけられなかったので、簡単に。）
- 世の中、いろいろと雑誌はあるけれど、分野毎にきちんと住み分けが出来ている（から、経営もなりたって、今もきちんと生き残っている）。で、自分の専門分野に関しては、一流、二流、順位外みたいな雑誌のランクは自ずと明らかな訳で、 IF なんて数字を持ってこなくても、どこに出しているかを見れば一目瞭然だから。
- それに、この感覚と、 IF の数字は、実は必ずしも一致しない場合もあるし。（物理系の雑誌より化学系雑誌の方が妙に高かったり、とか。）
- 結局は、分野の違う（偉い）人たちに説明するための手段にすぎない、と。
で見てみると、自分がこれまで投稿した雑誌の中で一番高かったのは J.Phys.Chem.B で 4.086 だった（雑誌のページに堂々と書いてある）。
- JCR 自身は Thomson の商品なので、数字のリストをここに並べるのはさすがにまずいのかもしれないが、雑誌が（宣伝のために）自分のところの IF を出していたりするので（Phys. Fluidsは1.780とか、 PREは2.438 (2006年) とか）、その範囲で書く分には、まあいいでしょう。
"Cited Half-Life" というのをはじめてみたが、これって、その論文の引用が持続している時間として（つまりそれを、その論文の賞味期限の長さと見て）、論文の価値を見ようという指標なのかな。
- 新興雑誌にはつらい指標だけど、一理あるかな。

私の場合、まあ確かに「無駄弾は打ってない」。しかし一方で、被引用数も結構低迷しているので、結局、大きな顔はできません……。

今現在のISI Web of Knowledgeでの結果を晒してみると、

paper	Times Cited	google scholar	論文の解説
Ichiki, Hayakawa, PRE (1995)	33	41	修論の内容（解説）
Hayakawa, Ichiki, PRE (1995)	13	7	修論の内容の一部
Ichiki, Brady, Phys Fluids (2001)	8	13	caltechでの仕事（解説）
Ichiki, JFM (2002)	6	9	caltechでの仕事（解説）
Ichiki, Hayakawa, PRE (1998)	6	9	Ｄ論の内容（解説）
Ichiki, Consta, J.Phys.Chem.B (2006)	3	3	UWOでの仕事（解説）
Ichiki, Prosperetti, Phys Fluids (2004)	2	6	JHUでの仕事（解説）

コメント、 john との「反射法」の論文は、この他に１つ成書に引用されていた。 cf. 2/20/2008
あと残念なのは andrea と書いた「ファクセンの法則」の論文。最近 howard brenner たちの論文(Feng et al. (2006) JFM vol.563 pp.97-122)で引用されていたのだけど、 references に typo があって、オンラインではカウントされていない（1994年の論文と書かれてしまってたのです……）。 cf. 7/10/2007
まあ、どっちにしても、プラス・マイナス１のちっちゃな話だけど。
付記：ものはついでなので google scholar の結果も表に追加しておく。（人の業績についてあれこれ言っている訳ではないし、別に隠すような情報でもないので（はずかしいとか、みっともないとかいう気持ちは置いておいて）、まあいいでしょう。）分かることは、 google の方にはいろいろと小さなものも引っかかってきていて（proceedings とか？）、数が多くなる傾向がある。

しかし、この「被引用数」という奴も、必ずしも論文の価値を表していない場合もある（って、思いっきり言い訳だな……）
例えば、粗製濫造して自己引用すれば、その分増える、とか。（これは、自己引用分を差っ引けばいいのかな。）
その時代の「トレンド」に乗っているかどうかは、よく表しているのだろうけど、トレンドに乗ったことが「よい仕事」なのか、というのは自明ではないし。
「被引用数」が多いということは、つまり follow-up の論文がたくさん出てきたということで、単に当の論文自身の完成度が低かったという場合もあるだろう（もちろん、本当の break through で、新しい分野を創造した場合も「被引用数」は多い。というか、そもそも「被引用数」ってのは、それを catch するために導入された物差しなんだろうけれど）。
うむ、やっぱり、どれも、負け惜しみだ。やっぱり、「真似されて」こそ、「使われて」こそ、価値があるんだろう。
真の独自性とは「いかに真似しやすいか」にあるのではないかね？
(cf. 定理)

10/9/2010: ちょっと昔を振り返ってみた

うちのグループの院生が、今日、誕生日なんだそうな。
- で、いろいろとおしゃべり。
- 最近のジョージア情勢とか（cf. 8/14/2008）。ロシアの人が、メディア（特にアメリカ）の偏向を指摘していた。その他、またそのロシアの人が、ステレオタイプなロシア人像などにたいして、いろいろと修正を試みていた。基本として「人間はどこに住んでいようとそんなに変わらない」という事実は忘れてはいけないと思うが、それでは退屈なので、みんな「違い」に注目し、あげつらい、ハハハと話を落とす、というようなことを、ついついしてしまうんだろうな。
- 中国の人曰く、メダルはもっと取れると予想していた、とのこと。しかし、メダルの数としてではなく、大会として成功したと感じたとのこと。メディアの偏向に関しても、オリンピック後は、報道される内容に幅が出てきたと言っていた。（つまり、それまでは悪い方向だけだった、という意味。）
- グループのあるポスドク（彼は日本の企業でも働いたことがあるそうだ）が、将来の身の振り方を考えて、ここ UofA で今年度から、いわゆる非常勤講師をやるのだそうだ。この件に関して「それは（あまり）意味がない」というコメントを上のロシアの人がしていた。しかし、これはターゲットによる。つまり（研究指向の）一流大学の academic position の場合は教育面は無視に近く、その意味で論文や研究プランの方がよっぽど大事だ、ということ。そうなんだけど、CVに教育経験の一行が付く方が、ないよりはいいに決まっているし、 college など教育重視な場合はまったく別の話になるし、一概には言えない。
  - 9/10/2008: 「ポスドク」についての雑談。
[phys]nanoプロジェクト
- seminar の準備：
  - 8/29/2008の続き。
  - これまで考えた構想に沿って、紙の上で、あれこれと詳細を詰めていく。

9/1 (Mon)

labor day
- ここ数日の頑張りのかいあって、何となく目処がたってきたかな。
- だから、もっと早くからやってれば……。
  - 後悔、先に立たず、後も立たず

2008年9月

9/30 (Tue)

9/29 (Mon)

9/28 (Sun)

9/27 (Sat)

9/26 (Fri)

9/25 (Thu)

9/24 (Wed)

9/23 (Tue)

9/22 (Mon)

9/21 (Sun)

9/20 (Sat)

9/19 (Fri)

9/18 (Thu)

9/17 (Wed)

9/16 (Tue)

9/15 (Mon)

9/14 (Sun)

9/13 (Sat)

9/12 (Fri)

9/11 (Thu)

9/10 (Wed)

9/9 (Tue)

9/8 (Mon)

9/7 (Sun)

9/6 (Sat)

9/5 (Fri)

9/4 (Thu)

9/3 (Wed)

9/2 (Tue)

9/1 (Mon)