11/30(Thu)
 - 
  面接
 
  - 余裕を持って現地着するつもりが、
   準備にぎりぎりまで時間がかかったので、
   結果、ちょうどよい感じで到着。
   30 分ほど大学会館で発表に最後の手を入れる。
 
  - ……が、いざ本番となったとき、準備不足というか、機器トラブル
   (というか、 PC と projector の接続の問題。
   この新しい machine では
   外部出力をこれまで使ったことがなかったのだ)。
   ってことで、
   石岡瑛子さん にはなれなかった。
 
  - なので、単なる口頭発表の形で行った。(内容は more or less 書類に書いたもの)
 
  - ←
   1/17/2007,
   12/26/2006,
   12/15/2006,
   11/15/2006
  
 
  - 1/23/2008:
   一般社会よりも圧倒的に globalization されている大学。
 
 
  
 - 
  引越しにもトラブル発生
 
  - credit card が reject されてしまい、連絡がとれず、 discount が無しにされた。
   \$500 plus はとても痛い……
 
  - 経過
  
  
 
 
  
11/29(Wed)
 - 日本着
 
  - はるかでまず新大阪まで。
 
  - 新大阪で 7:00 pm 直前でぎりぎり滑り込んだ床屋で散髪。
   今回は半年以上だったかなぁ。
 
  - あとは新幹線で広島まで、
   可部線
   で可部まで。長旅で在来線は辛いな、やっぱり。
   あと、みなさん疲れていらっしゃるように見えた。
 
  - 家に着いたら、玄関が変わってた。
 
 
  
11/28(Tue)
 - 
  日本へ出発
 
  - 深夜 1 時過ぎに london 出発のシャトルで detroit に。
   (cf.1/10/2006)
 
  - windsor でアメリカ入国。他の人達は皆カナダ人だったのかな?
   我々が一番時間食った。(職員は面倒臭そうに、しかしこちらも絶対に上手に出れないし…)
   一人 \$6 支払う。
 
 
  
 - 飛行機
 
 
 
11/27(Mon)
 - 
  引越し
 
  - 8:30 am にトラックがやってきた。
   今回は packing のみで、積み込みは業者がやってくれたので、楽だった。
   というか、もし自分たちでやってたら、これは絶対に不可能だったなぁ。
   昼前に荷物がなくなった。
 
  - その後、部屋の掃除をしながら、すぐ使うために残したモノ
   (日本に帰る際の荷物と、車に積んで edmonton まで持って行く荷物)の packing.
   最初、余裕だと思ってたらあっというまに時間が経過し、焦る。
 
  - 6:00 pm に大家がチェック、掃除の甲斐もあり、臨時出費もなし。
 
  - 家を持ってる友人(学生さん。卒業時にその家を売って出るという plan)
   の家に、車と荷物を預ってもらう。
   (アメリカの) thanks giving だったので、家族が集まっていたところだった。
   両親はアフガニスタンの人で、 70 年代にユニセフの企画で東工大に来たことがあるとかで、
   話がはずむ。日本人にとても好意をもってもらっている。
   親切で礼儀正しいとか言われてうれしい半面、素直に同感できない……
 
  - シャトルの pick-up が深夜 1 時過ぎなので、時間潰し。
   腹も減ったのでレストラン
   (east side mario's)
   に入る。予想外においしくて、量もべらぼうに多くて、
   臨時の夜食、朝食ができた。
  
  
 
  - 経過
  
  
 
 
  
 - ということで、引越し荷物 packing モード終了宣言
 
 
 
11/26(Sun)
11/25(Sat)
 - 引越し
 
  - さて、ずっと pending していた「書斎」の packing を本格的に開始。
 
  - detroit へのシャトル
   (RobertQ)も予約した。
   一泊するのもかえって面倒なので、夜中こっちを出発して早朝向こうに着く予定に。
   空港で時間を潰す。
 
 
  
 - 「失敗するなら自分でしろ」
 
  - というような深谷賢治さんの言葉を、
   引越しの packing で眺めた冊子の中に見付ける。
   (その冊子が既にどの箱に入ったか見失ってしまったので、正確な引用は引越し荷物を
    ぶちまけた後にする(予定)。)
   その通りだと思う。
 
  - 先日のそれ、
   名前を見たときに何か familiar だと思ってたけど、本を持っていたんだ。
 
  - 引越しのときが一番本を読む(目を通すというのが正しいかな)というのは、
   不精者の現れか? 数少ない引越しの効用かな。
 
 
  
 - [blog]
  「GPLライセンシングは独禁法違反ではない」@otp(lc)
 
  - シンプルなことを実行に移すこと(フリーソフトとかオープンソースのような活動)
   はシンプルではないってことか。
   世の中、何を考える人間が居るか分かったものじゃないな。
   (ある意味、「そう来たか」という驚きと言うか面白みはあるけれど)
 
  - from 2006-11-11
   @matz
 
 
  
11/24(Fri)
 - 
  引越し
 
  - 今日は決戦の金曜日(というか、ここ連日トーナメントを戦っているようなもんだが)
 
  - まず臨時雇用の件、無事に雇用契約が成立した。
   CV
   に書く職歴がまた一つ増えたことになるな。
   肝心のオゼゼは、しかし来月末かなぁとのこと。
  
  
 
  - 引越し屋に立ち寄って、月曜のスケジュールの確認など。
   朝一番で、つまり 8:00-8:30 の time window にやって来るのだそうだ。
 
  - その足で、再び toronto へドライブ。
   今日は先週と違って天気も良く、快適に走る。あっちの昼休みにぶつかると
   無駄に駐車料金を取られるので、途中 tim's で軽食をとったりしていたら、
   toronto 直前で渋滞、 eglinton ave で下りて地道で行く。
   しかし toronto はドライバーのマナーが悪いな、気分がすごく悪くなく。
   まぁこれが「都会」という奴なんだろうな、なにしろカナダ一の都市だから。
   都会ってのは人間の良識というか善意と言うか人間らしさというようなものをエネルギーにして
   生きているんではないかと思う。
 
  - 無事に passport はゲット。 IC chip が付いたという新しい passport, 真中に
   1 ミリくらいの分厚いプラスチックのページが付いていて、
   flexibility を完全に失った代物になってる。
   機械に載せるだけで情報(顔写真の画像ファイルまで)が端末に読み取られるようだ。
   世の中、人間が機械様のために努力するの図式が進んでると思う
   (のはノスタルジーなのかなぁ?)
 
  - 動ける最後の weekday, 予定していたことは全部滞りなく終了。
   あとは週末の我々の勝負、というところまで来た。
 
 
  
11/23(Thu)
 - 
  引越し
 
  - 昨夜(深夜)、すったもんだの挙げ句、なんとか飛行機のチケットを押えた。
   結局 detroit 発着になった。
   貧乏はつらい……カード限度額を少し越えただけで、不便さが一挙に降って来る。
   これが世の中なんだけど。
 
  - こちらでの臨時仕事の「お金」の件、あちらが忙しい様子で音沙汰がないんだが、
   ちょっと懐が大変になってきたのでどうなってるのか確認したら、
   やっと書類手続きが動きはじめた。実質明日一日の、それも一時間くらいしか
   時間がない状況だが、果してそのお金は手にはいるのか?
 
  - 自分の行動は自分の責任だが、その実ほとんど選択の余地なんかない状況で、
   つまり状況に動かされているようなものなのだが、
   何と言うか決断とは難しいものだと思う今日この頃。
   タラレバ言ってないで、今の状況を受け入れて、
   相手がどうこうでなく、自分を失わずに、進むしかないのだろう。
  
   - 説明しても誤解は解けないし、逆に「言い訳」に聞こえるだけだろうし。
 
   - 野茂も言っている、
    「あのときからです。マイナス思考をやめたのは」と。
 
  
   
 
  
11/22(Wed)
 - [news]
  「すばる望遠鏡 「視力」を10倍アップ 国立天文台が開発」
  @yahoo
  (lc)
 
 
 
 - [blog]
  「セクハラ教授、その他」@mitsuhiro(lc)
 
 
 
 - 引越し
 
  - 光熱関係の契約解除を手配完了。植物たちの一時待機先も友人に頼んだ。
 
  - 何かやっと安心できるかなと思ったけど、
   ある件(昨日発覚した問題に対する我々の決断)に対してこちらの先方からの返事が来ず、
   肝心の飛行機がまだ手配できない……何か胃に穴が開きそうだ。
 
 
  
11/21(Tue)
 - 
  引越し
 
  - 今日やっと引越し会社を決定。
   部屋を空ける日も決定。電気、水道、電話、
   まだまだいろいろしなきゃいけないことがあるが、結構大物が片付いたなぁ
  
 - とホッとしていたが、
   別な問題(カナダでの status のこと)が浮上して来た……何かもう泣きそうである。
 
  - 少しずつ困難が明るみに出て来るというのは、しかし幸いなことかも知れん……
   最初から今までの困難が一度に降って来ていたとしたら、とうに白旗を上げていただろう。
  
  
 
  - 経過
  
  
 
 
  
11/20(Mon)
 - 
  書類手続き
 
  - 今度の職場は大学なんだけど National Institute も兼任という形になるらしく、
   アメリカに長いこと住んでたことがあるので、アメリカでの無犯罪証明を
   FBI から取れと言われた件。
   先週「引越すので返送先の住所がない」と騒いだら、あちらの住所を教えてもらったので、
   カバーレターを準備して、今日 local police に指紋を取りに行く。
   と言っても、どこに行けば良いのか web には全然情報が載ってなかったので、
   headquater に直接乗り込んだら、案の定、 downtown のどこそこへ行け、と言われた。
   そこへ行ったら、小さい部屋に元警官風のおじさんが一人、机に向かってタッパに入った
   昼食をプラスチックのフォークでつついていた。
   まぁ、そんなこんなで、何とか指紋を取り終って、
   郵便屋から express で FBI に発送。
  
  
 
  - 引越し屋は……今日中に決めたかったが、決まらず。
 
 
  
11/19(Sun)
 - 
  [news]
  マラソンで、高橋尚子が負けたようだが、
  (オンライン)ニュースの見出しが高橋尚子の負け一色ってのは fair じゃないと思った
 
  - 日本はそもそも fairness にあんまり重きを置かない社会だけれど…
 
  - 高橋が可哀想だってことじゃなくて、
   勝った土佐に脚光を当てるのが fair じゃないかと。
   レースも見てないシロートがそう感じた、と。
  
  
 
  - 話は飛ぶが、最近の town meeting のやらせの話し、
   「必ず成功しなければならない」とか「絶対勝たないとダメ」とかいう幻想を
   下に要求する上の人間ってガキだなと思った。
  
   - 必ず成功することとか、絶対に勝つものとか、あったとしてもそんなもの全然クソで、
    そもそも面白くないし、無意味じゃないかな。
 
   - 「本当の」成功なんて、誰も、誰一人として、その town meeting ってのを
    やろうと言った人の中には居ないんだろーな。
 
   - いい加減、こういう軽薄な、
    手間のかかる「本物」を追うよりもお手軽な「見掛け」で取り繕うをよしとする風潮は、
    何とかならないのかなぁ。
 
   - 1/31/2007:
    必ず成功する研究計画書
 
   - 3/17/2007:
    株は損することもある
 
  
   
 
  
11/18(Sat)
 - 
  ってことで、写真の撮り直し
 
  - 調べたら fedex なら土曜も開いてるオフィスが
   (London には一つ) あって、そこに 3:30pm までに持って行って、
   一番早(くて高)い奴で頼むと、月曜朝 9:00am に配達できることが分かる。
   こういう事の常として、写真が仕上ったのが 3:00 過ぎ。
   車をスッ飛ばしてたら営業所もスッ飛ばす所で慌ててブレーキ、
   先日直した効果絶大、急ハンドルを切ってなんとか無事に発送できた。
   \$50.65 也。
 
 
  
11/17(Fri)
 - 
  ってことで、行って来た
 
  - 所用を済ませ 10 時過ぎ出発。
   401 は混雑もなく、 12 時半に着いた。
   昼休みの toronto のビジネス街の food court の人密度に圧倒され、
   すいてる coffee shop で時間を潰して、
   1:30 過ぎ総領事オフィス(というのかな)へ。
   かなり小じんまりとした所で、人も多くなく、
   手続き終了。来週出来上がるとのこと。
 
  - 家の近くに家族経営の韓国スーパー
   (と言うと大げさかな? そうだな、日本のコンビニみたいな感じ)
   があって、そこのおじさんが自分で車を飛ばして
   週二回 toronto 辺りに買い出しに行ってるのだが、
   (で、その日の夕方に行くと、フカフカした日本で売ってるような菓子パンが買えるのだが)
   今日 toronto 往復して思った。私には絶対に出来ない。
   きちんと働いている人には、本当に頭が下がる。
 
  - と一息ついていたら、留守電にメッセージが入っていた。
   聞くと妻の方の写真が品質不足で新しい写真が必要との知らせ……
   (つづく)
 
 
  
11/16(Thu)
 - 
  来年夏に切れる 10 年パスポートを更新しようと toronto まで行こうとする
 
  - そんなまだ半年以上残ってるものを何で更新するのかという訳は、
   今度の仕事 の work permit を取るに当たり、
   二年契約なので必要、ということ。
 
  - が、高速にのる前に、
   実は前から気にはなっていたブレーキの状態が雨のせいかどうも尋常ではなく、
   身の危険を感じたので急遽、ガレージに持って行く
 
  - worn out してたって。何事も早め早めに、というのは
   パスポートの件も含めて、いつも思うこと。
 
  - cf. 11/17/2006: 行って来た。
 
 
  
11/15(Wed)
 - [blog]
  「教育基本法改正案が衆院で可決。(2006/11/16 )」@seikoito(lc)
 
  - 何か最近色んなものごとが、強いものをより強く、弱いものをより弱くするように
   動いているように見える。
  
   - ここで私の頭にある強弱ってのは、
    「文科省」と「教員」だったり、
    「教師」と「生徒」だったりする。
 
   - 大体ほっときゃそうなるに決まってる。だって強い奴が強いに決まってんだから。
 
   - 営利企業などが自己利益を増やすためにそのように動くことは
    ありうるだろうし仕方ない面もあるだろうが、
    本来、公的なものは、このことによる不均衡を是正するためにこそ
    存在するんではないのかな。
 
  
   
  - 「動いているものに触るな」というのは、プログラミングの一つの鉄則みたいなもの
   があるけど
   (でも、そうしていると結局どこかで手が付けられない状況に陥るというのも一方で真実)、
   特に公的な組織って「それだけ」で動いてないか? と時々思う。
 
  - そういう当事者にはその「今何とか動いている仕組み」をリファクタリング
   できる訳ないな……上とか外からやるしかないんだろうな。
 
 
  
 - 
  スケジュール的に、パニック寸前である…
 
 
 
11/14(Tue)
 - [news]
  「論文不正、研究費返還請求が可能に 8府省が指針改定」@asahi(lc)
 
  - ルールブックに禁止事項をどんどん追加して行くという仕組みは、馬鹿だと思う。
 
  - 一年で全部消費しなければいけない仕組みとか、
   下らんことが一杯ある(みたいだ)けど、
   「全部おまかせ」で好き勝手にやっていいとして、
   ただし全部会計報告しなければいけない、公にさらさなければならない、
   としたらどうなんだろうか?
 
  - 正しく使われたかどうかチェックする手間(コスト)も浮くし、
   何か「非常識」なことしてたら、「社会的」に judge される訳で、
   悪い人もそんなにズルは出来ないだろうし。
   (当然、大多数の普通の善良な研究者は、こまかいルールを気にせず、
    本来の研究のために何の制限もなく使える訳だし。)
 
  - 個人的に今の状況が気に入らない点は多分二つ
  
   - 管理する側が、人(研究者)を信用していない。
 
   - 管理する側が、全部コントロールできると思っている。
 
  
   
  - 何と言うか、これって「悪いボス」の典型ではないか。
 
  - ←12/13/2006
 
 
  
11/13(Mon)
 - 貴重な情報 on job hunting in japan を、知人に教えて頂いた
 
  - 「大学教員公募についてのメモ」
 
  - 個人的にはあちら側の世界 (匿名ネットワーク社会って言えばいいかな) は
   好みではないのだけど、この情報はすごく有用だと思うので、あえて。
 
 
  
 - [phys]
  twobody
 
 
 
11/11(Sat)
11/10(Fri)
 - [news]
  「訃報:漫画家の、はらたいらさん」@/.jp
  (lc)
 
 
 
 - 
  人に文句を言われずに自分のやりたいことをするには self-employment しか
  ないのかな
 
  - と、クビになってからよく考えている。
   (なる前からも、漠然とだが、すっと考えてはいたけれど…
    cf. 9/5/2005)
 
  - で、その自分のやりたいことが science だったとする。
  
   - science ってのは、簡単に言うと、分からないことを論理的に説明していく行為で、
    つまりその新しい知見を皆と共有することが究極の目的だと思う。
   
   
 
   - だからだと思うが、「オープンソース」に(昔から、というか多分初期値から)共感してた。
   
   
 
   - 先日、やっと「自分の」時間がとれたので、
    とうとう具体的に
    はじめた。
 
  
   
  - ある人は、しかし食っていくために、
   「特許」など、知識を隠すことで利益を確保することやむなし、
   と言う。
  
   - 例えば、営利企業などは「企業秘密」とか言うように、
    基本的にこういう strategy で「生きている」のだと思う
 
   - それが最近の大学でも、何だか「特許戦略」とか「特許を沢山取ってる先生が偉い」
    というような方向に走っているように見える。
    (それは工学、生物、医学系に限った話だろうか?))
 
   - 9/27/2003: 若手登用と特許
 
  
   
  - 「オープンソース」の精神で利益を確保する一つの strategy は、
   ブツは無償で公開するが、サポートなどを有償で行うというふうにサービス業化すること。
  
   - 個人的には「サービス業」はしたくない(し、向いていないと思う)ので、
    この道は考えていない。(既存のオープンソース会社の大半はこいつだろう。)
 
   - 気に入らないついでに書いておくが、
    多分、サービスを求める側(今の場合は顧客)が嫌いなんだと思う。
    つまりそのお客さんは、「習得するのが面倒だから」とか
    「責任を取れない(取りたくない)から」とか言う理由で、
    ここでいうサービスに金を払うんではないかな、と。
    何かテストの模範解答を生徒に売ってる業者のような気分になる。
 
  
   
  - 「オープンソース」じゃないけど、ネットワーク企業の一つの戦略に、
   サービスをただで与えておいて、他で利益を出す strategy ってもの、もう一つの典型
  
   - 上の amazon だの google だの、
    あと hatena だの mixi だの。
 
   - 前者は、民放テレビのノリで、要は金持ちからの広告収入で生きていく。
    この strategy は、しかし、今のテレビ、新聞なんか見て思うけど、
    結局はでかい企業の広告塔になり下がる。(食いぶちを握られているわけだから、
    仕方ないのかも知れないけど。)
 
   - 後者はサービスの一部を有償にして、
    micro-payment 的にユーザーから収入を得る strategy。
    良質のサービスが絶対条件で、
    あとユーザー数を増やす必要があるだろう。
   
   
 
   - これらのアプローチの気に入らないところは、
    それが中毒産業(なんて言葉はないかな)に見えるところ。
    一見副作用のない、便利なだけで、しかもただなブツを与えられて、
    その環境に一旦慣れたら、そこから抜けられないという。
    「便利さ」を売ることって、ちょっと危険な事なんではないかと、思ったりする。
   
   
 
  
   
  - 境界条件をはっきりさせるために、もう一つ個人的に進みたくない方向性を書いておくと、
   「でかくならないと work しない仕組み」ってやつ。
  
   - 理由はいくつかあるけど、例えば
   
    - 集団がでかくなると、必ず腐る。
 
    - 組織は不老不死(つまり人間の generation よりも長く継続し得る)だから、
     時間発展のどこかで転換点を越えて、「人のための組織」が「組織のための人」となる。
     (組織自身の生存本能なので、多分、必然だろう。
      ロボット三原則(だっけ?)みたいな企業三原則って必要ないか?)
 
   
    
   - 1/18/2007:
    社会的リソースは放っておけば必ず偏る(内田樹)
 
   - サマリー: マーケット
 
 
   
  - 不可能な問題設定をしてはだめだけど、
   こういう境界条件で解は存在するかなぁ
 
  - startrek の世界、つまり、貧富がなくなり貨幣がなくなった社会って
   多分一つの理想郷なんだろうけど、今の現実の社会から地続きでつながり得るものなんだろうか
  
   - work-sharing とかいう考え方が、産業がダルなのんびりとした
    ヨーロッパやカナダの田舎に居ると、必然なのかなと思ったり。
    まぁそういう場所では、従ってまともな(というか過剰な)サービスとか期待できないし、
    期待しない。
    パイが小さいので、誰か greedy な人が居ると困る、という世界、なのかな。
 
   - この文脈で最近、興味がある(けど、きちんと follow していない)ことに、
    ノーベル平和賞を取ったと言うグラミン銀行のムハマド・ユヌスという人
    のことがある。
   
   
 
  
   
  - というような事を、
   「1162夜 森健 グーグル・アマゾン化する社会」@senya(lc)
   を読んで思った。
  
   - しかしなんというか、読んでるとため息しか出て来ないような人達が、
    世の中にはけっこう沢山居るんだなぁ、と思った…
   
    どうして「千夜千冊」にはいろいろのバナーが入ってないの?
   
    どこかで課金をとるつもりはなかったのか。
   
    なぜユーザーにレス(レスポンス)をつけさせなかったのか。
   
    もっと早くに「千夜千冊」に独自の買い物カゴをつければよかったのに
   
    もっともその心は、「千夜千冊」がかかえる膨大な情報や知識やそのリンク世界を、
    あまりに野放図に公開しすぎている、いくらオープンソースだとはいえ、
    それはもったいないのではないかというものだ。
   
    「千夜千冊がウェブである以上はヤフーやグーグルやアマゾンに
    相乗りしておくべきではなかったでしょうか。
    さしでがましいことですが、そのほうが多少は裕福にもなられたのではないでしょうか」
   
    
   - 「いかに他人のフンドシで、効率良く生きて行くか」と考えている人達のこと。
    (一言で言うと「セコイ」。)
 
   - 「もったいない」の意味が、
    ものを大切にしようということではないんだな。
    「出し惜しみ」はみっともないことではないのかな。
 
   - 6/4/2010:
    masason が実名でtwitterすることについて。
 
  
   
  - 12/27/2006: 西郷隆盛の私学校
 
  - 7/25/2010:
   糸井、矢沢の対談、自分で仕切ること、自分で責任を持つこと、社長になること。
 
  - 8/1/2010:
   糸井重里が、ゆっくりと、マイブーム。
 
  - 8/12/2010:
   「お金のことを、あえて。」を振り返る。@1101
 
  - 9/31/2012:
   独立する、ということについて - @kaorun55 さんの場合。
 
 
  
 - [phys]
  twobody
 
  - plain text だけでなく、出力に latex と C code を吐くようにした。
 
  - 後は、現状をノートにまとめて、お伺いを立てるか。
 
 
  
11/9(Thu)
 - 
  音楽
 
  - 先日落して来た abercrombie の今年 7 月のライブ
   (BBC で文化の日に流されたもの) の "Jazz Folk" って曲
   が気に入ったので調べてみたら、
   最近 "Structures" というアルバムが出てることを知る。
  
 
  - ライブの方はギター・オルガン・トリオで悪くないが、
   アルバムは eddie gomez 入りのギター・トリオで、
   選曲がいい (evans repertoire というか、 "everything i love" って
   好きなんだよな)
   ので、買いたい(引っ越したら買おう)。
 
  - cf. 7/16/2005: etree
 
 
  
 - [phys]
  twobody
 
  - ad-hoc のオンパレードだけど、例の KSB-2006 まで含め、既報の結果は全て実装した。
  
 
  - つまり mobility 関数 xa, ya, yb, xc, yc,
   resistance 関数 XA, YA, YB, XC, YC, XG, YG, YH, XM, YM, ZM,
   XP, XQ, TQ のそれぞれ。
 
 
  
11/8(Wed)
 - [news]
  「著作権保護期間の延長に反対する団体が発足」@/.jp(lc)
 
 
 
 - [phys]
  お仕事
 
  - JO-1984 は、答えが合うように coding 完了(mobility を済ませた、の意)。
 
  - 完全に押えられてない点があるけれど、とりあえず先に進む方がよいだろう。
   practical の原則。
 
  - また別の関数についての最近の論文
   (Phys.Fluids 18 043102, 2006) は取得済み。
   これも twobody
   に追加しとかないとなぁ
 
  - ちなみに AIP journals の 3-letter codes は
   ここ
   にある。
   (今の Phys.Fluids は phf, Phys.Fluids A は pfa,
    その前の Phys.Fluids は pfl. かなり紛らわしい。)
 
 
  
11/7(Tue)
 - [blog]
  対岸の火事
 
  - odakin
   さんとこ(lc)から
   「物理学に関する5つの誤解」(lc)
   を見た。
 
  - 普通こういう喧嘩には係わらない性格なんだけど、
   実は昔の記憶をたどってみると自分が学部のころ研究室を決める際に
   物性理論を選んだ理由の一つが、
   当の佐宗さん(当時トンペイの助手)の言葉(に感銘を受けた友人)に依る所が大きいから。
  
  
 
  - それってのは、
  
   物性理論ってのは(固体物理じゃなくて)、
   我々が普段生活している日常のエネルギーレベルを対象とする物理
  
   という感じの認識。
   これは十分妥当で穏当な statement だ。
   うろ覚えだし、大きな翻訳が入っているとは思うけど。
  
   - 特に anti solid-state physics の部分は、
    プリゴジンかぶれだったその友人の影響だが。
 
   - cf.5/31/2003
 
  
   
  - それが 15 年間純正培養されたら、ああいう主張にまで発展するんだなぁと思った。
 
  - まぁ当の文章は人材難の今の「人集め」の広告文章な訳で、
   普通のセンスで(テレビで垂れ流されてる
   CM を真に受ける人が居ないように) 多少の誇張込のたぐいのそれなんだろうけど。
 
  - 他を落としめて自分を上げるというアプローチにそもそも個人的に抵抗を感じるが……
 
  - あと「 h(プランク定数)の付かないものは物理じゃない」という
   固体物理(つまり量子効果こそが innovation だというような立場)も、
   100 年やそこら経つわけでいい加減「20 世紀の物理」に固執してる場合じゃなくて、
   今こそは classical と quantum を対等に物理する時なのではないかと、
   自称(あんまり立派ではない)流体物理屋としては思う 21 世紀の今日この頃。
   (ってのは、あまりに retrospective 過ぎるというか、趣味的過ぎるかなぁ。)
  
   - 実は最近は自分が何屋さんなのかも分からなくなって来た。
    計算物理屋が妥当なところかな?
 
  
   
 
  
11/6(Mon)
 - 
  綱渡り人生の話し
  (既に綱から落ちてたりするけど…)
 
  - 何とか 2 年間落ち着ける場所が出来た。
   (cf. 10/16/2006)
 
  - そのオファーが来たのが金曜の夜。
 
  - 実はその前日の木曜に別のポスドクに応募したんだけど
   (そいつの〆切は金曜日)、早速その翌日の金曜日に
   先方から直接「推薦書を手配してくれ」というメールが来たところだった。
 
  - 応答があることは脈がある訳で、
   それも早い反応程よい反応な訳で(経験則)、
   結構悩んだ。
 
  - 仕事の内容や職場の格から言うとそちらの方が魅力的だが、
   契約期間や生活環境的にはオファーが来た方が良く、
   一日頭を冷やして、オファーを受ける返事を土曜の夜に出す。
   (現実的にはオファーが来てないところを当てにしてオファーを蹴ることなんてあり得ないので、
    悩むまでもないことなんだけど。)
 
  - 翌日曜に、連絡を頂いた方に説明と応募取り下げのメールを、
   それからそのポストを教えてくれた方にもメールしておく。
   その人は、その際に親切にファカルティ・ポジション応募に対する
   具体的な助言もくれていて、とても勇気づけられた。
 
  - ちなみに、この話しはすべて北米大陸内の話し。
 
  - もちろんこれからも、ファカルティ・ポジションには
   (地球規模で(っていうのは、もちろん日本を含んでいる))応募し続けなければならない。
   この 2 年間の猶予で、何とかものにしたい。
  
  
 
  - 12/11/2006:
   進まない paperwork
 
  - 11/16/2006: パスポート更新
 
 
  
 - 正直、ここ数日の出来事に疲れたので、少しのんびりする
 
11/5(Sun)
 - [news]
  「就職難の博士たちへ、国立8大学が企業との交流サイト」@yahoo(lc)
 
  - 何ら具体的な情報がないな(そんでも news になるんだ)
 
  - 本当の苦しみを分かっている人(綱渡りした後、定職を得た人)がサポート
   に乗り出して欲しいと思うが、現実的には難しいのかな
  
  
 
  - 一方で、日雇い労働者自身に「お前ら自分で組合作れ」とか言うのは、
   これも多分、非現実的だろう。
  
   - 今の社会の中で暮らしてるほとんどの人は、
    あまり表にでない「組合」(みたいなもの)が死守してくれた
    権利の中に居ることに無自覚なんではないだろうか
   
 
  
   
  - 恩師 の言葉
  
   どの層が開放されてパワーとなるのか?
   明治維新は下級武士と大地主の息子達が、
   敗戦後の改革では男のすべてが解放され、
   その時期に必要な情熱に溢れたパワーを得られた。
   今、男だけではパワーが足りない
  
   を思い出す。
  
   - 今「情熱に溢れたパワー」を持つ層は、
    女性じゃなくて、いわゆる「オーバードクター」ではないだろうか。
    (学問社会に限らずに広い文脈で言えば、多分「フリーター」とか「ニート」とか
     「ホームレス」とかなんだろう。)
   
 
   - 大学も既存企業も使いたがらないその層をうまく活用できる「仕組み」をこそ作るべきだ。
   
 
   - 漠然と「ベンチャー」と言ってては具体性に乏しいし
    (だが、既にいくつか、そういうモノが動いているみたいだけど)。
 
   - 何か一つでも派手な成功例が出来るといいんだろうな、
    皆がマネしたくなるような。
 
  
   
  - 7/30/2008:
   [news]末は博士も就職難」、修了者の25%が「浪人」。
 
 
  
 - [TV]
  catwoman (2004)
 
  - 噂のそれ。何かやっぱりカッコ良くなかった。
   あれは CG がまずいのか、マスク(やコスチューム)のデザインがまずいのか。
   音楽もなんだか、少なくとも好みではなかった。
 
 
  
 - [news]
  「「逆風満帆」勝利に導く シャルレ社長 三屋裕子 サントリー ラグビー部監督 清宮克幸」@asahi
  (lc)
 
 
11/4(Sat)
 - 
  [TV] PBS の Nova,
  "Monster of the Milky Way"
  を途中から見る
 
  - こういう、肩の力の抜けた、本当の科学者のキラキラした部分が見える
   テレビ番組って、日本では不可能なんだろうか?
  
   - 当事者による再現映像部分は、やぱりちょっと演技っぽいんだけど、
    自説や、それに限らす他説でも何でも、つい熱くなって語りはじめる部分のこと。
 
   - 自分には、うむ、そういう部分はないなぁと思いながら。
    こういうのも訓練なんだろうけどな。
 
  
   
  - NHK 教育のような(本当は偉い人が喋ってるんだろうけど)生きの悪い番組か、
   演出過剰な「ギラギラ」した気分悪い番組か、その二つしかないというのは、
   どこが問題なんだろうか(それとも最近はまともなものも存在するんだろうか)
 
  - 2006/11/22: すばるの場合(?)
 
  - 2008/2/26:
   microraptor @ nova.
 
  - 10/6/2003:
   nobel 賞に関してラジオでのインタビュー。
 
  - 8/6/2000:
   フェルマーの最終定理 on NOVA
 
  - 4/23/2008:
   12年の間に2度ずつ光る(赤瀬川原平)。
 
 
  
11/3(Fri)
11/2(Thu)
 - [phys]
  引越しも控えているので(と言っても、まだ、どこに行くか分からないけど…)、
  書類を整理しつつ昔のノートなど発掘
 
  - 例のお仕事は、
   まぁそれに限れば (ってのが今回の bottom line) あちら主導の話しだけど、
   こっちにも以前企てたままのネタ
   (8/18/1999 とか
    1/11/2002 とか) があって、
   この機会(チャンス)にその 1 を 2 にしようと狙ってる。
   (と、自分にハッパをかける)
 
  - しばらく前に、
   せっかく目の届く範囲に一通りぶちまけた、その文字通り埃をかぶった論文を、
   folder に分類しつつ
   先日 買って来た箱に収納している訳だが、
   4/6 をもう消費した。
 
  - 学問の本当の進歩ってのは、 generation の time scale と
   コンパラくらいなんじゃないか、と思ったり。
   まぁ流体なんてのは特別なのかも知れないが。
 
  - 「あ、こりゃ捨ててもいいや」と思う論文って、ペラペラの letter だったりするわけで、
   もうすぐ 10 年(大学院からなら何と 15 年)経過しようという自分のこれまでを思いつつ、
   後で振り返って流行に踊らされただけの研究人生だったなんて後悔しないよう、
   一度切りの人生だ、気を引き締めて行こうと思う。
 
 
  
11/1(Wed)
 - 正念場の november
 
 
 
 - [news]
  「<訃報>白川静さん96歳=漢字研究の第一人者、中国文学者」
  @yahoo(lc)
 
  - 引用
  
   哲学者、梅原猛さんの話 ……
   人柄は、曲がったことが大嫌いで、質素で、奥さんが大好きで、
   孤立無援でも悠然としており、恩義を人一倍感じる人だった。
  
   (文化勲章の) 表彰理由のひとつ「独力で完成した」について、
   「好きなことを、自らの方法でやってきただけ」「学問は、借り物ではできません。
   どなたでも独学になるはず」と語った。
  
   文字の学問をやる人には「僕の一般書でヒントを得るだけでなく、
   僕の歩いた道から出発してほしい」と、基礎資料を残すため最晩年まで奮闘した。
  
  
   
  - 3/27/2005:
   急停車も急発進もしない規則正しい走り方
 
  - 6/30/2004:
   白川静 『漢字の世界』(千夜千冊、第九百八十七夜)
  
   - 読み耽ってしまった
   
    昭和2年、白川さんは決断をする。一生、読書をしつづけるという決断だ。
   
    民間に降りて話しつづけて、
    それをのちのち生かすというのはそうとうに大変なことなのである。
    誰もがしているように大学の “しくみ” に乗って論文を書いているほうが
    よほど楽なのだ。しかし、白川さんはそうはしなかった。
   
    その白川さんの熱意に果敢に応じた人もいた。
    ……
    文化とはこういう人の周辺に立ち上がる。
   
    新書の『漢字』に対しては、藤堂明保氏から非難が出た。
    無名の者を岩波新書に起用するとは何事かという非難だったようだ。
    よくある話だ。かつては、ぼくにもそういうことがよくおこっていた。
    一介の編集者になぜ著書を書かせる必要があるのかという邪魔である。
   
     藤堂氏に対しては、ただちに白川さんは反論した。
    いま、その文章は『文字逍遥』(平凡社)に収録されている。
    胸のすく文章だ。
   
    
  
   
  - もっと早く、何でもいいからその情熱を感じることができる本を一冊でも
   買っておくべきだった。
  
  
 
  - サマリ:訃報