(日記のまとめのページもあります。)
グッときたフレーズ
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人はいろいろって、単にさぼるための理屈に過ぎないじゃないか
(田森佳秀)
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無名時代について(松岡正剛)
- (無名時代には)諸君は、いま、そのとき、
その場においての試行錯誤をもっと適確に感じるべきだ。
- 「薮から棒」の棒に、自分の身を刺されないかぎり、 誰しも才能など開花しっこない。
- (菊地信義は、ある日)
夫婦の諍いで、「そうか、夕飯の総菜を買ってくればいいんだな」
と言い捨てて外へ出たとき、「二河白道」という言葉がよぎった。
- reference:
4/4/2009
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内田樹「仕事のできる人」
- 「誰の仕事でもない仕事は私の仕事である」という考え方をする人のことを
「働くモチベーションがある人」と呼ぶのである。
私が知る限り、「仕事のできる人」というのは、例外なく全員「そういう人」だからである。
- reference:
12/19/2008
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「藤原稜三 守破離の思想」@千夜千冊より
- 師が守を教え、弟子がこれを破り、両者がこれを離れてあらたに合わせあう(川上不白)
- 師匠は釣鐘のごとし、弟子は撞木(しゅもく)のごとし(沢村宗十郎)
- 稽古事には「初心」というものが刻印されること、
もうひとつには「玄人も素人もまざっていける」からだという。
とくに素人が玄人を凌駕していく可能性がある。(中森晶三)
- reference:
7/15/2008
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「小説ってのはこういうことを書くとばかにされるものかな」と思っていない、そこがいい。
(川上弘美のことば(の藤谷治の読み))
- corollary A:
「日記ってのはこういうことを書くとばかにされるものかな」と思っていない、そこがいい。
- corollary B:
「音楽ってのはこういうことを演るとばかにされるものかな」と思っていない、そこがいい。
- corollary C:
「研究ってのはこういうことをやるとばかにされるものかな」と思っていない、そこがいい。
- corollary *:
「○○ってのはこういうことをするとばかにされるものかな」と思っていない、そこがいい。
- reference:
6/5/2008
- 6/12/2008:
バカはバカを隠すともっとバカになる、というような話。
- 7/15/2008:
kurt rosenwinkel, "heartcore" を聴いて。
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「遅ればせ」は「遅れ馳せ」(松岡正剛)
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学会を代表してものをいう連中がもっともまずい連中である。
(柳田充弘)
- corollary A: 国民を代表してものをいう連中がもっともまずい連中である。
- corollary B:
視聴者(世間)に代わってものをいう連中がもっともまずい連中である。
- reference:
5/29/2007
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進歩とは、およそ変化からなるものとはほど遠く、よき記憶力によるものである。
過去を記憶できない者は、罰として過去を繰り返す。
(ジョージ・サンタヤナ)
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他人を気にしないことは簡単である。
人に嫌われれば良い。それだけだ。
(森博嗣)
- corollary:
誤解されるということはそれほどわるいことなのか。
偉大だということは誤解されるということだ。(エマソン)
- reference:
3/18/2007
(1/12/2008),
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「競争」よりも「寛容」が独創を育む (野依良治)
社会的リソースは放っておけば必ず偏る。(内田樹)
学問は、借り物ではできません。 どなたでも独学になるはず (白川静)
- reference:
11/1/2006,
12/20/2006
- corollary: I'm formally self-taught (Jaco Pastorious)
- reference: 教則ビデオのインタビューで(うろ覚え…)
論文でもハックでもブログでも何でもいいから自分が得意なことで成果を出していこう (高林哲)
優れた飛行機を見たことがない航空技術者や、
美しい橋を見たことがない土木技師など、尊敬には値しない。
(jon bentley)
石岡瑛子とは (松岡正剛)
- いったい何が「未練」で、 何が「断定」すべきことなのかを
つねに見極めているところが石岡瑛子なのだ。
もっとわかりやすくいうのなら、何が「残念」なことで、何が「あっぱれ」なことなのか、
たえず仕事の渦中で鮮明にしているということだ。
そして、このことを必ず表明する。
「それは残念ね」「それはすばらしいわ」というふうに。
- reference:
10/6/2006
- corollary:
言い訳せずに、意思はきちんと表明しましょう。
侠とは、あるいは、義侠を発揮する必要がないときはどうしているか (松岡正剛)
-
いたずらに騒がない。
いたずらに他者に文句をつけない。
従うべきものに従っている。
それでもつねに研鑽を怠らない。
そのうえで、いずれ時がやってくるのを待機する。
侠とは時を食むものなのである。
- reference:
7/25/2006,
12/20/2006,
8/4/2010
勝っている時は誰でも元気なんだ。
負けている時にいかに切り替えられるか。
そこで人間のデカさが分かる。
(ジーコ)
教師の仕事は、教えることではない、考えさせること
(大瀧雅良)
雄弁は銀、沈黙は金
まったく「手の内」を隠すなんて、ろくでもない者がやることなのである。
(松岡正剛)
現存する通貨の80パーセントが生産物とは無関係になりはじめたのだ。
(松岡正剛)
米長邦雄語録
(2/7/2006)
- いかなる局面においても『自分が絶対に正しい』と思ってはならない
- 早く強くなる勉強法と、力を持続する勉強法は、別ものです
- 最終的に頼れるのは自分自身の力だけなんだ
- (弟子を取るかどうか迷った時)
母親が父親(夫)を尊敬しているかどうか、この一点だけ見ます
- corollary: (どの研究室に行こうか迷った時)
研究室メンバーが教官(ボス)を尊敬しているかどうか、この一点だけ見ろ。
いやな法則 (高林哲) より
(10/2/2005)
- 賢さに限界はあるが、愚かさに限界はない
- 言わなくてもわかってるよね、と思っているポジティブな気持ちは、伝えた方がよい
- 10人に 9人は凡人だが、10人に 9人は自分は凡人ではないと思っている
Remember Your Humanity
(Joseph Rotblat)
オリジナルに関する矛盾(柳田充弘)
- オリジナルな仕事はたくさんある。
でも、「オリジナル+すごい」となってはじめて、みんな眼が開く。
でも、すごいんだったらみんながやるはず。
そこは矛盾なんです。
- reference:
8/27/2005
(上記フレーズには若干、手を入れた)
作れる、作る、作った (高林哲)
Maybe this is the key to productivity:
just getting started (Joel Spolsky)
真の独自性とは「いかに真似しやすいか」にあるのではないかね?
(松岡正剛)
意識なき科学は魂の廃虚である (フランソワ・ラブレー)
いとうせいこう「ご挨拶な始まり」
(2005/5/2)
- “ほとんど知らなくていい”情報だけが富を生むからです。
- “ほとんど知らなくていい”情報に左右されている人間は「田舎者」であり、
「野暮」で「半可通」だから無視していていいのです。
- 「野暮」で「半可通」な方が、世の中的に勝利することが目に見えているからです。
それを無視してかかるのは、ダウンタウンの人間がいまだにかろうじて保っている反逆精神です。
勝つことは出来なくても、負けを認めるわけにはいかない。
認めたら世界が本当に一色に染まり、まるでつまらなくなってしまう。
社会もまたわれわれの子供たちを道徳で、骨髄までも腐らせて殺すのだ。
(クロポトキン)
- corollary:
われわれの芸術、われわれの職業、われわれの結婚、われわれの宗教は、
われわれ自身が選ばず、社会がわれわれに代わってえらんだものだ。
われわれはいわば骨ぬきにされた兵士だ。
力が湧き出る源泉、運命を賭けた苦しい闘いを避けてとおる。(エマソン)
- reference:
7/19/2005,
5/21/2007,
4/4/2008,
1/30/2011.
君子の交はりは淡きこと水の若(ごと)く、小人の交はりは甘きこと醴(れい) の若し -- 「荘子」
父母に棄てられたる子は、家を支ゆる柱石となり、
国人に棄てられたる民は、国を救ふの愛国者となり、
教会に棄てられたる信者は、信仰復活の原動力となる。
(内村鑑三)
何かが熟するにはつねに「時熟」というものが必要なのである。
(松岡正剛)
岡潔語録
(4/17/2004)
- 何事も成熟は早すぎるより遅すぎるのがいいのに決まっている
- 直観というものは直観にはおわらないもので、
直観からそのまま実践が出てくることがある。
- 何事もなかったかのように何かをすること、
それがおこなえればそれが善なのだ。
- 人と人のつながりなど、
最初につながりがあると思ったら、
そのままどこまでも進むべきなのだ。
- この無明 (「分からない」) を連発するようになるようなら、
その人もその人が所属する社会も、混乱するか、
自分主義の社会になる。
- 満月を見ているとおのずからこみあげてくる微笑のようなもの、
幾つになっても蕾みが膨らむようにはじけて出てくるもの、
それが童心である。
これがなくては発明も発見もない。
- cf. 3/19/2008,
4/17/2008.
宮本武蔵 『五輪書』の解説 (松岡正剛)
(4/7/2004)
- 「留(とめ)あはする事」をよく吟味する
- 「ひやうし」 (拍子) にそむくのが一番まずいことで、
そのために拍子をこそ鍛練しなさい
- 相手のことを知るには、その「先」 (先端) だけを知れ
- うつのうの字のかしらをおさへ、
かかるのかの字をおさへ、
きるといふきの字をおさゆる
- 自信がないときは、「角にさわる」「まぶるる」「かげを動かす」ということをしなさい
- とりわけ「縁のあたり」「場の次第」「けいきを知る」「渡をこす」が絶妙だ
- 人生にも「渡」があって、その「渡」が近いことを全力で知るべきだ
- reference:
12/31/2007
危険思想とは常識を実行に移さうとする思想である。 (芥川龍之介)
同じ組織にいて日々カネのことばかり考えているカネの亡者には絶対にカネでは勝てない
(江島健太郎)
-
reference:
2/26/2004
- corollary A:
同じ組織にいて日々さぼることばかり考えてる奴の屁理屈には絶対に勝てない
- corollary B:
日々頭が良い「ふり」をすることばかり考えているバカは、放置しておくしかない
ハッカーはオリジナルから始め、上手になってゆく。
科学者は上手になることから始め、オリジナルになってゆく。
(paul graham)
The best way to predict your future? Create it. (Unknown)
- The best way to predict the future is to invent it.
(Alan Kay)
- The best way to predict the future is to create it.
(Jason Kaufmann? Peter Drucker?)
-
reference:
12/18/2003,
10/11/2006,
サマリー:創造性
海外貿易をしている社長さんだとか、
スポーツ選手だとか、
外国で活躍している研究者、学者等も含めて…
(鈴木宗男)
"Your happiness is intertwined with your outlook on life"
芸術に到達点はない。『これでいい』と思った者は、振り出しに戻ったに等しい
(ザハール・ブロン)
私のスタンスは『まわしを付けている』ことにある
(元大関朝潮、高砂親方)
囲い込まなければいけないような情報には、即物的で小さな価値しかない
(江島健太郎)
人間は得をしている場面では安定を好み、得を確定したがり、
損をしている場面では変動を好み、リスクを取りたがる
(ダニエル・カーネマン、解釈 by 江島健太郎)
一枚の傑作を描くよりも、その画家が何者であるかということが重要である
(ピカソ)
-
corollary A:
一人の天才を育てるよりも、 その教師が何者であるかということが重要である
-
corollary B:
一本の傑作論文を書くよりも、 その研究者が何者であるかということが重要である
-
reference:
10/26/2003
(cf.
2/28/2006
)
谷川俊太郎語録
(9/14/2003)
- ぼくは、生き方についてもアンチ・クライマックス派なんです。
- 事務ばっかりやってると、創造的な仕事をしたくなっちゃうんですよ。
-
cf. 9/23/2010
おのれ自身にたいしては逆に残酷に批判的で、つまり謙虚でなければならないのです。
(岡本太郎)
現在にないものは永久にない (岡本太郎)
個人と組織が喧嘩をしたら、まず間違いなく組織のほうが勝つ
(村上春樹)
千万人といえども我行かん (孟子)
百折不撓
ある組織がその責任を十分に果たしているか否かの判断は、
決して当の組織自体に委ねてはならない
(野口旭)
刑務所のなかで俺が勉強してきたのは、自分の考えを人におしつけることは
絶対にいけないということだった。
(山代巴「連帯の探求」の彼女の夫吉宗の言葉)
教師の人間としての感化力は、教育制度なくしてもその力を示すことができるが、
教育制度は、教師の感化力なくしてはその機能を果たしえない。
(ジョン・ヘンリー・ニューマン「歴史の素描」より、引用 by 日野原重明)
ベンチャーできるようなインフラをつくってくださいなんて
言ってやるようなのはベンチャーじゃない
(黒川清)
ことわざ集 (松本眞) より
- 人生七転八倒
- 後悔後を立たず
- 生きていることは健康に悪い
- 善良・誠実・聰明、この三つを備えた人は早死にする。
大体20くらいまでしか生きられない。
二つを備えた人は 40くらい、
一つを備えた人は60くらいまで生きる。
一つも持っていない人は、死なない。
すごく聰明でも、まけないくらい性格を悪くすれば長生きできる。
- reference:
2/28/2002,
9/12/2006,
9/1/2008
すろう ばっと すてでぃ
(川上則雄)
正直、常識、良識について:
- オレ,日本経済を立て直すキーワードは「IT」ぢゃなくて「正直」ぢゃないのかと,
最近つくづく思ってんだが,どうですか。(藤本裕之)
- corollary:
世の中ってのは損得だけでなんとかなってくモンぢゃないって「常識」
…「良識」つってもいいが,が音を立てて崩れはじめてるような気がするのだ。(内田樹)
破局の時には順応主義者でない人達が生き残れるチャンスがある
(リップマン・ベアズ)
バグは自然と消えたりはしない (Steve Maguire)
- Resist the urge to start typing: thinking is
worthwhile alternative. (Brian Kernighan and Rob Pike)
- Take a deep breath and THINK! about what could be
causing the bug. (Andrew Hunt and David Thomas)
- Strive to be the Spock of Programming. Accept only
what is logical. Reject that which has no explanation.
(Steven Feuerstein)
- reference:
1/26/2001,
11/21/2007,
サマリー:デバッグ
問題解決のエキスパートは、相矛盾する二つの資質をそなえていなければ ならない
――たえまなく湧きあがる想像力と、じっくり考えるしぶとさである。
(ハワード W. イーヴズ)
数学は体力だ (ヴェイユ)
自作
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