5/30(Tue)
5/29(Mon)
-
ここ数日アヅイ…
- 30 度近く (最高気温は越えてるか?) 。
家の断熱はかなり良いこともあって去年は結局クーラーなしで頑張ったが
(それでも暑かったが
(うむ、確かにアヅかったらしい))、
今年は絶対クーラーを買おう、と言っているところ
- 6/5/2006 : 購入
-
[blog]
「『PLANTED』創刊 (いとうせいこう)」
@senken
(lc)
- 最近日照りでひーひー言っている家の硬派園芸家に教えてあげよう (備忘録)
- 4/25/2007: 春は忙しいらしい
-
違和感
- を、実はここ最近、
元村さんのブログ
を見る度に感じていた
(というより、正確にはそこに記されたプロフィールっていうのかな?
以下の文章を見て)
高校3年までは理系コースに所属するが、大学受験で文系に転向。
35歳になって科学(者)・技術(者)の楽しさに再会する。
- この違和感の理由は、多分、
彼女が理系に「再会」したのが、本人の意思というよりは、
上から降ってきた人事異動 (っていうのかな?) によるものだ、というところだろう
- 例えば、仕事とか肩書とかが無い人間が本人の意思だけで同じ様な行動をしていたら、
多分人々の最初の反応が「なんでそんなことをしてるんですか?」となるところが、
仕事とか肩書とかで行動している場合には、皆暗黙のうちに受け入れてしまう、
と想像する
- で、なんでそうなのかなぁ、と思う
- この「役割り」を演じることに本能的に不誠実さを感じるってのは、
極めて個人的な、中学の頃のある体験に由来していると思うんだけど、
なんで世の中こういうなんだろうか (いわゆる肩書き社会ってやつか)
- 「役割り」で仕事をこなしている人と、
「本人の意思」で動いている人と、
どっちが質の高い仕事をするのかってのは自明だと思っているけど、
実は、逆なのかな?
- 普通は、前者を「プロ」、後者を「アマ」と言うんだろうな。
- その「プロ」ってのは形式としてのプロ (金をもらってる = プロ)
に過ぎないと思うが、これは quality を保証していないし、
その形式を強調するのが quality の欠如を示唆するというようなことは、
自明ではないのか
- 後者を趣味的とか言っておとしめる風潮は、これは何なんだろうなぁ
(local なのか global なのかは知らないが)
- もちろん、私の「想像」が間違っているという可能性はある
(けど、こういうことがあるから、
tom hanks と leonald decaprio の映画みたいな
詐欺が成立するんだろうし)
- てなことを、モヤモヤと思っていたところに、
「科学ジャーナリスト大賞」を受賞されたということで
(個人的には、確かにこの分野では
他に比類ないものだと思っている)、
自分のこういう考えが急に卑しいモノに感じられて、困ったなぁと思ったり
- というコメント付きで、備忘録的に、将来の自分に向けて、
この「違和感」を記録しておく
- [phys]
「能勢修一氏のノート」
@keio
(lc)
- というページを
能勢修一@wikipedia
から見付ける
- 略歴を見ると、 2004 年になって教授になられたようだが、
うむ、世の中そういうものか…
- そういえば
都築さんが、いつだか
(修士の頃かな、ってことは '92,3 とかその辺かぁ……年取ったもんだ、ったく)、
能勢さんは全然評価されていないと憤概していたように記憶する
- cf.
5/29/2006,
2/15/2006,
8/18/2005
-
Gazeley の本
- くわしく見ると、
見返しに "First Published . . 1953" とあるだけ。
初版本なのかな?
- 出版社は London の Heywood & Compaly, LTD.
- 面白いのは、索引の後、本の一番最後の 15 ページくらいが広告になっていて、
当時の時計関係の (マニアックな) 広告が載っている。
- 当然 ISBN なんか付いていない
- ふと、そういえば ISBN が近々変わるという話もあったけど、
ISBN ってそもそも何時から始まったんだろう、と思って調べてみた
-
「ISBN」@wikipedia
曰く、
現在のISBNは1966年、英国で開発された規格が元になっている。
当初SBNと呼ばれたこの英国内向けの規格は国際標準化機構 (ISO) で
1970年に採用され (ISO 2108)、ISBNとなった。
と、比較的最近の出来事のようだ
- しかし新 ISBN について、
「ISBN(国際標準図書番号)規格改定等について お知らせ」
(lc)
の
(5) 2007年以降、現行のISBNは無効となる。
って何かすごい。っていうか、いいのかな、過去の資産を「無効」にして
- cf.
5/19/2006,
5/10/2006.
5/25(Thu)
-
「あまり知りたくない辛口「日本の研究とその評価」黒川 清」
-
そういえば、今日はじめて動く松岡正剛を見た
- pcwatch のバナー広告をクリックして
「セイゴオぶひん屋」
にたどり着いた、という話
- 「複雑系」の回を見たけど、正剛さんってなかなか独特であった
- もっとゴツンと来るようなタイプの人かと勝手に想像していた
- web での文章にかなり長い間親しんでいた故の違和感なんだろうけれど
- 話を聞いていて、やっぱり啓蒙
って難しいんだろうな、と感じた
- 聴衆を喜ばす方向と、実際の研究を進めるべき方向とは、必ずしも一致しないんだ、と
- やっぱり科学ってのは謎解きで、
解くためには手段を選ばないというような泥くさい作業なんだけど、
それを (論文なり講演なり web TV なりで) 発表する時は、
きっと手品師
にならないと受けないんだろうな
- 啓蒙じゃなくて教育 (将来、この泥くさい作業をする人間のための)
の場合は、多分また別なんだろうけれど
(←6/1/2006)
- サマリー:
啓蒙、旗振り、
教育について。
- 6/25/2006: derek bailey
5/23(Tue)
5/22(Mon)
- カナダ的には今日は休日
(victoria day)
-
[blog][千夜千冊]
「第千百四十四夜【1144】2006年5月22日 柳田国男『海上の道』」
@senya
(lc)
をもって「ひとまず完了」だそうだ
- 世の中からお気に入りがどんどん減っていく…残念
- しびれたフレーズを引用しておく
この「千夜千冊」というのはありがたいもので、
ぼくが一冊の本とどう向き合ったか、どんなふうに読んできたかを語るだけのもの、
そこにはどんな学問の系譜も文学の党派も芸能の門閥も関与していない。
おそらくこのような立場を失うと、何も書くにしても身が縛られたであろう。
- link: 消えていくお気に入り
-
日本語の文章を書こうとして、そのたびにつまづく
- platex, xdvi までは良いんだが、
その後英語なら普通 dvips から ps2pdf と行くんだが
(今時は pdflatex という飛道具もあるみたいだが)、
日本語の ps, pdf が化ける
- どうも gs の日本語フォント関係がまずいのかな
(よって上の ps2pdf プロセスもダメ、と)
- 最近はもっぱら ports only で、それでダメならあきらめるという軟弱さなんだが、
この日本語 latex 環境問題は定期的に発生しているので、なんとかせねば…
- japanese/dvipsk を入れ直して、
updmap-sys-ptex を走らせたりしたが、症状は改善せず
- とりあえず japanese/dvipdfm を入れ直して、
それで変換した pdf なら (win 環境で) 印刷できたので、今日のところはあきらめる
- 付記 : japanese/ghostscript-gnu-jpnfont を入れ直したら
gs の日本語表示が解決。これでいいみたい。
gs 本体の upgrade でこの日本語の設定が上書きされるのが原因なのかな?
- ←6/8/2006
5/20(Sat)
- [news]
「米サンディエゴの北極クマ、季節はずれの雪に大喜び」
@yahoo
(lc)
- サンディエゴ動物園のシロクマは、こいつかどうかは知らないが、
なかなか楽しい奴だった。自分でボールをくわえて水に投げ入れてから、
続いて自分もそれ目がけでドボンと飛び込むような。思い出す。
5/19(Fri)
- [blog]
「共謀罪に反対 (いとうせいこう)」@senken
-
chasm って言葉の意味を (グーグルで…) 調べてみた
- from
「2006-05-15 オープンソースマガジン7月号」@matz から
- 想像 (ってのは坂本の (渋い korean rap の入った) CD から漠然と連想していたもの)
と違ってマーケティング用語らしく、自分的に翻訳すると
popularity の時間発展で、初期の広まりと、その後に起こり得る大ブレイクの間のこと
みたいな感じかな
(cf. 「キャズム」@mitsue.co.jp, lc)
- でも、その (間の) 『こと』って何だ? (と、自分で言っておいて…)
-
ブレイク前の「時間」を指しているんではなさそうで、
多分、ブレイクする/しないの分岐点のこと、
その抽象的な「状態」をイメージしているのかな
- 件のページ曰く、
このキャズムを超えなくては、新しい商品はメジャー市場でブレイクすることなく、
規模の小さな初期市場のなかでやがては消えていく運命となります。
こういう考え方をしている人達には、溜息ばかりが出てくるな。
- ブレイクしようがしまいが、そういう人達は「やがては消えていく運命」
な「商品」しか作らない(作れない)のではないかな
(←6/6/2006)
- 会社 (というか営利企業というか資本主義社会というか) が
「メジャー市場でブレイクする」ことで成り立っているから、まずいのかな
- 先日 ふれた古本 (Gazeley) なんか眺めてて、
なんで昔出来たことが今は出来ないんだろうと思ったりする。
- 学術出版なんかでも、「まとも」な本は「売れない」から「作れない」という風に
もっともらしい execuse を並べて、それで終わりにしているのかな、今は
- Gazeley の本は当時、一体何部刷って何部売ったんだろうか?
- 絶対に今の出版社はこんな本は今は出さないだろう
- でも、今も昔も出版社は慈善事業してた訳はないんで、
当時はきちんと採算は取れていたんだろう
- 何がちがうんだろう?
会社の規模が大きくなって、スーツ着てる人達を養うお金が
今はずっとずっと増えたってことか?
- ←
6/3/2006,
5/29/2006,
12/27/2002
→
- [blog]
「サックのはなし」@mitsuhiro
(lc)
- 引用
あのウイニーとかいうソフト不謹慎ですが面白いですね。
作った人の記者会見もテレビで見ましたが、
新手の大学人スペシャリストで、
こういう人はなにか非常に役に立つ(一部の世界では)人材とみました。
逮捕されて裁判なのでなにも出来ないとは、本当にもったいないですね。
かなりすごい発言だな (枕で
「わたくしも自分がやったり考えたことの8割近くはブログに書けないことに気がついてます。」
と言っておいて、だからな)
- winny のエネルギーが違法なモノをただで手に入れたいという邪念で駆動されているのは
事実だろう (し、それを快く思っていない人 (というか、会社かな、また…) は
居るんだろう) けれど、
その自律的なネットワーク (メターネットワークとでも言うべきなのかな) は
すごく面白いと思う
- 文書保管庫としてみると、かなり面白いと思う
(cf. 4/30/2004)
- 管理したい側はその「自律性」がそもそも気に入らないんだろうが、
それが無くなったら、こいつの本質的な面白みも無くなるよな
- エスエフ的に、その自律ネットワークの情報量がある閾値を越えると
somehow 何かが点火して人工知性が目覚め…
(そいつが人間と言う種の脅威になり…
(件の金子氏が原爆における einstein になる…))
--妄想が過ぎた
- 12/12/2006: 有罪判決
- 1/31/2007:
イミテーション(シミュレーション)
5/18(Thu)
5/17(Wed)
- [blog]
「第千百四十二夜【1142】2006年5月17日 加藤典洋『日本人の自画像』」
@senya
(lc)
- 福澤諭吉の発言のあたりを引用
ついで西南戦争が終わると、つまり明治維新が終わると、
西郷隆盛が新聞などで一斉に国賊扱いされているのに呆れて、
ひそかに『丁丑公論』に、こう書いた。
これから書くことは、いま発表すると出版条例などにひっかかるだろうから、
あえてひそかに「後世子孫」のために「現況」を書くのだが、
それによって「以て日本国民抵抗の精神を保存して、
其の気脈を断つことなからしめん」とおもう自分の気持ちは伝わるだろう。
自分は西郷とは会ったことはないし、西郷の行動を擁護するものでもないが、
その西郷の企てが破れるや、列島こぞって非難をしているのは我慢ができない。
西郷は一度立って維新を成就し、二度立って目的を果たせず、
いま国賊として非難されているが、この二度のことはその思想も内容も同じことなのだ。
そこには大義名分が正しければこれを果敢に実行に移し、
まちがっているなら大義名分にすら抵抗するという精神が、
「私情」においても貫いていることを示している。
そもそもわれわれは国をつくるまでは私情で動き、
維新がおこって国ができれば公的なりうるものだ。
愛国心や忠君心といった公的なものは国家の子供のようなものなのだ。
しかし、国家をそれがないところからつくりあげ、
それがたとえ滅びてもこれを支えるのは「私情」なのである。
このように福澤は書いたのだ。
- 昔も今も、「大衆」は依存心の強い無責任な集まりだってことか
- 「大衆」というより「メディア」じゃないのかな、とか思ったりするど、
まぁいずれにせよ
- 12/27/2006: 西郷隆盛
- 5/29/2006: 肩書社会
- 1/19/2006: ライブドア
- 6/19/2002: 鈴木宗男
- summary: 簡単にパニックに陥る日本人
- [phys]
J.Phys.Chem.
から返事が来た
5/11(Thu)
- 今日は久し振りに雨
- 予報 (あんまり当てにならないが) によると、ここ一週間こんな感じだとか
5/10(Wed)
-
canada の amazon に注文してた本が届いた
- watchmaking (george daniels),
こりゃすごいな
- 絶版状態 (で中古で \$100 以上の値が付いたりしていた本) だったのが
再版されたのかな、 CAD\$ 78.18 で 24 時間以内の発送だったので、
思わず買った
- 5/18/2006 付記: 今みたら 1-4 ヶ月待ちになってるな…
中古は \$200 近くなってるし。
amazon.com では同じ ISBN では見付からず、やはり中古のみ。
買い占めておけば良かったなぁ、というのはまぁ邪悪な考え
- 4/17/2008:
誰に弟子入りしたいか?
- 10/23/2011:
訃報: george daniels
- と言っても、中身は結構 Gazeley や De Carle と変わりなかったりするかも
(もちろん、独自の機構を詳説している部分はオリジナルだけど)
- Watch and Clock Making and Repairing (W. J. Gazeley) は、
ちょっと前に古いのを eBay で落とした。古い本っていいね
(cf. 5/19/2006,
5/29/2006)
- Practical Watch Repairing (Donald De Carle) は
daniels のと一緒に注文した
- あと、 Fried の本があれば、十分かな
- やっぱり人間と言う生物種は、単体 (個人) としては明かに退化しているな
- 社会の中で色々なものに依存した広い意味での人間は、
多分、進歩していると言えるのかも知れないけれど
- しかし、この延長線上にあるだろうモノは、
本当に自分たちの望む未来なんだろうか
- ちなみに白状すると、こいつが
この辺の気分
の昇華先ってこと。
あと、日本に帰った時買った
大人の科学
(lc)
も強く後押しした。
- 12/31/2006:
2006年 にはじめたこと
5/9(Tue)
- [blog]
「主観と客観」
@mitsuhiro
(lc)
- 引用
わたくしは大金持ちの友人はいませんが、
大金持ちのひとの主観的世界を想像すると、
大金持ちになりたくないのです。
まあ、やせ我慢にきこえるでしょうがね。
- いわゆる「腹黒い」という奴なのかな。
そういうのは「研究者」には居ない(少ない)のかなぁ、と最近疑問に思う
- 関係ないが、最近読んでいる日記のなかにミツヒロさんが二人いるということに
先日気付いた。ただそれだけ。
5/3(Wed)
- 9:00 時にアポがあったので早起き
- こういうのが無いと動けないというのも、何だか弱いな
5/1(Mon)
- 5 月になった。日本はゴールデンウィークというやつなんだろうな
-
気付いたら今日で
kichiki.com
がまた expire するところだった
- 前に騒いでいたのが
2003 年だからその時は 3 年分更新しておいたんだな。
今度は、とりあえず 5 年分更新しておいた
- このドメイン、取ってるからと言って別に何か特別なことをしている訳でも無いんだが